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ZenFone 2 LaserにはSIMスロットが2つ設けられています。
どちらもLTEに対応し、切り替えて使用が可能です。

切り替えの不具合?

ASUS先行体験会で配られた方々のレビューが上がってくる中で、この切り替えが上手くいかないというものがありました。
具体的にはSIMスロット2に挿したSIMに切り替えるとLTE(4G)を掴まないというものです。

実際に起きるのか、試してみます。

実際に2枚のSIMを挿してみた

今回用意したのはDMM mobileとdocomoのものです。
SoftBank系は所持していないので今回はどちらもdocomo系での検証となります。

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まずは設定です。
わかりやすいようにSIMに名前を割り振りました。

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このページにある「データサービスネットワーク」がデータ通信を行う際に使用するSIMの選択となります。
まずSIM1のDMM mobileを選択。

Screenshot_2015-08-08-21-45-22-horz
APNを選択し、優先ネットワークタイプを2G/3G/4Gに変更します。

Screenshot_2015-08-08-21-59-25
繋がりました。
MVNOなのであまり速くありませんね。

続いてSIM2のdocomoに変更します。
やり方は上と同じです。
まず「データサービスネットワーク」をSIM2に変更します。

APNと優先ネットワークタイプの選択はもう一度行う

ここ、要注意ポイントです。
「データサービスネットワーク」を変更した場合、優先ネットワークタイプは自動的に2Gになります。
おそらく今回の場合、DMM mobile(SIM1)をデータ通信用に割り振ったためもう片方(ここではSIM2のdocomo)は通話専用(2G)だと判断されるのでしょう。

ここで一度手動で優先ネットワークタイプを2G/3G/4Gに切り替える必要がありますが、他のページに移動するとまた2Gに戻ってしまいます。
更にもう一度2G/3G/4Gに切り替えるとようやくデータ通信が可能になります。

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最初はHの表示で3Gしか掴みませんが、少し置いておくと4Gに上がりました。
再起動などを行わず、2枚のSIM両方で4Gでの通信を確認しました。

クセの強いデュアルSIM

使ってみると非常にクセの強いことがわかりました。
SIMの切り替えは再起動並に時間がかかります。

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「com.android.phone」というプロセスも再起動するようです。

不具合というよりも仕様っぽい

APN周りも面倒くさいですし、どうしても2枚のSIMを使い分けないといけないという場合を除いてこれを使うことはあまりおすすめできません。
デュアルSIMであることをセールスポイントとするのもあまり適切ではないでしょう。

デュアルSIMは一般的に新興国向けの機能です。
データ通信用の高速通信に対応したSIMと通話用の2GオンリーのSIM、この2枚を同時に運用するためのものです。
これを4Gに対応したSIM2枚で運用すること自体が少々無理のある話だったのかもしれません。


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