HDMIでモニターに接続して使用するスティック型PC「Chromebit」を2016年1月中旬に発売します。
実売価格は1万9500円前後になる模様です。
「Chromebit」の主なスペック
型番 | CHROMEBIT-B011C |
OS | Chrome OS |
CPU | Rockchip RK3288C 1.8GHzクアッドコア |
RAM | 2GB |
内部ストレージ | eMMC:16GB |
サイズ | 123x31x17mm |
重さ | 75g |
カラー | ブラック |
Chrome OSを搭載している点が一番の特徴で、低コストなRockchip製CPUを採用しています。
軽量なChrome OSならではの選択肢でしょう。
本体サイズは至って平凡なスティックPCです。
USB 2.0ポートは1基しか搭載していないため、Wi-FiやBluetoothといった無線接続を多用することになるでしょう。
なお、Wi-Fiは5GHz(11ac)にも対応しています。
壁などの干渉が心配な場合も、付属のフレキシブルHDMIケーブルで解決できそうですね。
発売時の実売価格が2万円に近いということで、Windows 10搭載スティックPCが買えてしまう価格です。
あえてChrome OS、Rockchip製CPU搭載のChromebitを選ぶ意味があるのかと言われると疑問が残ります。
一方Windows 10搭載スティックPCはAtomを採用したローエンドクラスです。
使用用途によっては排熱も考慮しなければなりません。
Windows 10搭載の「m-Stick」と、Amazonが販売しているAndroidベースOS搭載の「Fire TV Stick」どちらも購入して使用していますが、私には後者の方が合っていました。
単純に価格やスペックだけ見て選ぶのではなく、使い方に合わせて適切な製品を選ぶべきでしょう。
それにしても、Chrome OSが最適な状況ってどんな状況でしょうか…