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先日の博多旅行に持って行ったASUS製品です。
一応一通りは使いましたが、ZenFoneこんなに要らないですね…

さてmTransBook T100HA-128Sを約1ヶ月モニターしてきて、概ね満足する製品だと感じました。 しかし100点満点の製品とは言えず、不満点もたくさんあります。

レビュー3本目はそんな不満点を紹介していきます。

開く角度を広げて欲しい

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TransBookシリーズ共通の不満点とも言える、ノートPCとして使用した際の開く角度についてです。
T100HA-128Sでは上の写真が限界の角度となっています。

T100HA-128Sを机の上に置いてノートPCとして使用するならこれで何の問題もありませんが、例えば新幹線の中で膝の上に置きながら操作するといった状況では角度が足りません。

重量バランスの問題もあるのでしょうが、そこをなんとかブレイクスルーしてもらって次モデルでは改善してもらいたいところです。

ディスプレイの額縁が広い

T100HA-128S
T100HA-128Sは10.1インチのディスプレイです。
10.1インチの割には少々額縁が広いように思います。

このサイズを維持するのであれば11インチ台まで大画面化できるでしょう。
コストの問題もありますが、作業性に直結する問題なので結構重要です。

ディスプレイの表面処理も気になる

同じくディスプレイに関してですが、T100HA-128Sは光沢仕様となっています。
表面には光の写り込みを抑えるコーティングや、指紋が残りにくい処理などは行われていないようです。

タッチパネルでの操作を行う以上、指紋対策は必須でしょう。
この端末を実際に購入して使用していくなら保護フィルムは絶対購入するべきです。

できれば保護フィルムやコーティング剤を使わなくとも綺麗に使っていけるような処理をあらかじめやっておいてもらいたいところ。

カラーバリエーションが欲しい!

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金属っぽいこの色合いも渋くて良いのですが、下位モデルのT100HAシリーズは豊富なカラーバリエーションが魅力のひとつです。

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筐体は同じものを使っているのですからここは3色展開くらいしてもよかったんじゃないでしょうか。
というか、アクアブルーモデルが欲しいんですよ私は。

タブレットとして使うシーンがあまり無かった

これはT100HA-128Sの悪い点というよりも、Windows 10の問題です。
せっかくタブレット単体として使える製品ですが、そういった利用シーンがほとんどありませんでした。

ウェブブラウジングを行うだけならタブレット単体での操作というのもアリなのでしょうけど、私の場合はウェブサイト閲覧後にTwitterで読んだ記事の共有を行うことが多々あります。
そうなってくるとキーボードドックは必須なんですよね。

結局利用シーンの9割以上がノートPCとしての使い方になりました。
また、残り1割もあえてタブレットである必要はありませんでした。

するといよいよデタッチャブルな2in1モデルである意味がなくなってきます。
ユニバーサルアプリなどでもっとタブレットとして活用できる環境が整ってくるとまた評価も変わってくるでしょう。


不満点は大小多々ありますが、現在使用しているZenBook UX305FAよりもT100HA-128Sの方が私の使い方には合ってるのかなと思ってたりします。
Atom x5のパフォーマンスは思いの外良く、RAMも4GB搭載していて十分活躍してくれます。

理想の1台にたどり着くまでの間は、T100HA-128Sを使っていこうかなと思っています。
文句を言いながらもなんだかんだで結構快適でしたよ。