ZenFone Goはエントリーモデルで低価格ゆえにディスプレイ解像度はHD(1280x720)と控えめです。5.5インチでHDとなると実際に粗さは感じるのでしょうか。
ZenFone 2と比較してみた
- ZenFone 2:フルHD(1920x1080)、400ppi
- ZenFone Go:HD(1280x720)、267ppi
同じ5.5インチディスプレイで解像度の異なる2機種を比較してみました。横に並べてじっくり見ると文字の粗さが少し気になる程度の差だと思います。
人間が認識できるピクセル密度は300ppi程度と言われています。大手キャリアのハイスペックなスマートフォンからの乗り換えでこの端末を選ぶならともかく、初めて持つのであればこの解像度で何ら問題は無いでしょう。
視野角の広いIPS液晶を採用
画質の悪さを感じさせない理由の一つとしてIPS液晶が挙げられます。この液晶は非常に視野角が広く、あらゆる角度から見ても綺麗に表示されています。発色も鮮やかでチープな印象は一切受けません。
動画視聴に耐えうる画質とパフォーマンス
dアニメストアでアニメを視聴してみました。この作品は最高画質のHDに対応しています。ZenFone Goで視聴しても他の作品よりも高精細であることがはっきりとわかりました。
こちらはAmazonプライム・ビデオです。ストリーミング再生だけでなく、アプリの挙動なども問題ありません。Snapdragon 400と少し古いミドルレンジクラスのチップセットを採用していますが、動画視聴も難なく行えます。
動画視聴で大画面が存分に活かせる
5.5インチと日本人には少し大きく感じる画面サイズですが、動画視聴時には迫力があります。エントリーモデルのZenFone Goでも映像コンテンツの消費は十分快適に行えることがわかりました。