Amazonは月額980円で電子書籍が読み放題となる「Kindle Unlimited
」を発表、サービス開始しました。どのようなサービスなのか軽く紹介しつつ、Android端末で利用した際のレビューをお届けします。
月額980円で指定のKindle本が読み放題
Amazonの無料会員、プライム会員どちらでも関係なく月額980円が発生する新サービスです。小説や漫画だけでなく、雑誌や写真集といった様々な書籍が閲覧できます。
Kindle Unlimited対象書籍は様々
この記事執筆時点で、漫画は3万682冊。雑誌は3934冊が読み放題の対象になっています。Kindle Unlimited読み放題タイトルから絞り込みも可能です。
Android端末、ZenFone 2 LaserでKindle Unlimitedを利用してみた
プライム会員向けの「Kindleオーナーライブラリー」とは異なり、Kindle Unlimitedはマルチデバイスに対応しています。Windows搭載PCやAndroid端末、iOS端末などKindleが閲覧できる機器であればどれでも構いません。ここではZenFone 2 Laser ZE601KLを使ってみます。
書籍のダウンロードや管理はKindleアプリかブラウザから行う
Kindle Unlimited対象の書籍閲覧は既存のKindleアプリから行います。ダウンロードや管理も同様にKindleアプリから行えますが、専用の項目が現時点では存在しないので、ブラウザから作業した方が効率的かもしれません。
こちらはChromeブラウザで表示したところ。内容はほとんど同じですし、後述する書籍管理の点からもブラウザからのアクセスをおすすめします。
マイブックに登録可能なのは最大10冊
Kindle Unlimitedで閲覧できる書籍は最大10冊となっています。読み終わった書籍はマイブックのページから「本の利用を終了」を押下して削除しなければいけません。「読むかどうかわからないけど、ひとまず100冊ダウンロードしておく」といった行為ができない仕様となっています。
感覚としては図書館から貸し出せる本が10冊までと決まっていて、読み終わったら返却する…といったところでしょうか。実際には貸出中で読めないという心配が無く、返却もワンタップで済むわけですが。
Kindle Unlimitedマイブックページはブックマークかショートカットを作りましょう
「本の利用を終了」ボタンを押しに行ったり、書籍の管理を行うためにKindle Unlimitedマイブックページ
はブックマークしておくと何かと便利だと思います。ホーム画面にショートカットアイコンを配置するというのも手かもしれません。
6インチのZenFone 2 LaserでKindle本を表示してみる
Kindleアプリを起動したところ。Kindle Unlimited専用の手続きに則って書籍ダウンロードなどを済ませれば、あとはいつもどおりKindleアプリで閲覧するだけです。
Kindle Unlimitedのおすすめは雑誌
Kindle Unlimitedの中でも私のおすすめは雑誌です。ガジェット系だけでも複数の雑誌が閲覧でき、バックナンバーもダウンロード可能です。パラパラと興味のある記事だけザッピングでき、紙と違って捨てる手間もありません。
フルHDディスプレイなので拡大せずとも文字は読めます。大画面スマホといえども6インチで雑誌の閲覧はちょっと厳しいでしょうか。
家電批評2016年8月号にてASUS関連の記事がありました。これもKindle Unlimitedで読み放題です。
雑誌の閲覧を積極的に行うのであれば、PCのディスプレイや10インチクラスのタブレットを用意した方が良さそうですね。スマートフォンで外出先からも手軽に閲覧できるというのも便利ではありますが。
ZenFone GoでもKindle Unlimitedは利用できます
関連記事:【ZenFone Goを活用しよう】ブルーライトをカットして電子書籍を楽しもう
スマホ入門機として人気のZenFone Goでも、もちろんKindle Unlimitedは利用できます。最初の1ヶ月は無料で試せるので気に入ったらZenPad 10あたりを購入して本格的に読書に没頭しましょう。