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ノートPCのようにキーボードドックをガチャリと装着して使うスタイルだった従来のTransBookとは随分と見た目が変わりました。TransBookシリーズのフラグシップモデルである「TransBook T303UA」は明らかにSurface Proシリーズを意識したものとなりました。

TransBook 3 T303UAの主なスペック

名称 TransBook 3 T303UA
OS Windows 10 Home 64bit
CPU Intel Core i5-6200U 2.3GHz
RAM 8GB
内部ストレージ SSD 512GB
ディスプレイ 12.6インチ、解像度:2880x1920
アウトカメラ 1258万画素
インカメラ 192万画素、赤外線カメラ搭載
バッテリー容量 公称約5時間駆動
サイズ 298.8x210.1x8.35mm
重量 790g
カラー シャンパンゴールド、チタニウムグレー

Core i5に8GBのRAM、512GBのSSDといった構成で、Ultrabookとして見ても十分なパフォーマンスを有しています。ディスプレイは12.6インチの2880x1920ドット。アスペクト比は3:2となっています。

赤外線カメラでWindows Helloに対応

Windows 10に搭載された生体認証システム「Windows Hello」に対応しています。T303UAでは指紋センサーではなく赤外線カメラで目を認識します。

1024段階の筆圧感知に対応する「ASUS Pen」

T303UAはデタッチャブルタイプの2in1ですが、よりタブレットとしての運用に重きを置いています。付属品のASUS Penは1024段階の筆圧を検知し、液晶タブレットのような使い方が可能です。ASUS Penには2つのボタンが搭載され、機能を割り当てることもできます。

打鍵感のあるキーボードも付属

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Surface Proシリーズのキーボードにそっくりな仕様のものが付属します。同じように折り曲げて角度が付けられるようになっていますね。タッチパッドの広さは魅力的です。

フットプリントの広さに注意

キックスタンドを搭載していることで深い角度まで倒して使用できますが、その分フットプリントが広く、置く場所を選んでしまいます。同じ2in1でもノートPCとしての利用を重視するのであればZenBook UX360UAという選択肢もあることをお忘れなく。

関連記事:ディスプレイが回転してタブレットにもなる「ZenBook UX360UA」は13万9800円

外部GPUユニット「ROG XG Station 2」でさらに高性能に

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T303UAの海外発表時には、これに接続できる外部GPUユニット「ROG XG Station 2」というものもありました。内部にGeForce GTX 980が搭載でき、T303UAと接続してグラフィック能力を底上げできるという製品です。

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この性能の底上げによってVRに対応できるだけのパフォーマンスが確保できるようですが、今のところ日本での発売は未定です。

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通常モデルのT303UA-6200の他に、Office Home and Business Premium プラス Office 365を搭載したT303UA-512Sがラインナップされています。

T303UA-6200は15万8000円。T303UA-512Sは17万9800円で、それぞれ9月16日に発売です。

TransBook 3 T303UA-6200(ゴールド):ASUS Shop

TransBook 3 T303UA-6200(グレー):ASUS Shop

TransBook 3 T303UA-512S:ASUS Shop