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EeeBook X205TAの発売から続くASUSの軽量モバイルノートPCのラインナップ。その最新モデル「VivoBook E200HA-8350」は、今年に入ってから発売したVivoBook E200HAのマイナーチェンジとなりました。

VivoBook E200HA-8350の主なスペック

名称 VivoBook E200HA-8350
OS Windows 10 Home 64bit
CPU Intel Atom x5-Z8350 1.44GHz
RAM 4GB
内部ストレージ eMMC 32GB
ディスプレイ 11.6インチ、解像度:1366x768
インカメラ 30万画素
バッテリー容量 公称9.5時間駆動
サイズ 286x193.3x17.5mm
重量 980g
カラー ゴールド、ホワイト、ダークブルー

こちらが今回発売したE200HA-8350の主なスペックです。ざっと見てE200HAからの変更点はCPUとRAMです。

マイナーチェンジしたCPU「Atom x5-8350」

E200HAに搭載されていたAtom x5-8300のマイナーチェンジモデルがE200HA-8350に採用されているAtom x5-Z8350です。基本的な仕様は変わらず、高負荷時のクロックアップ時の周波数が1.84GHzから1.92GHzに若干ですが向上しています。この差は体感できるほどのものではないでしょう。

RAMは倍増!4GB搭載

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E200HA-8350で最も重要な点がこちら。RAMの搭載量が既存ラインナップの2倍、4GBとなりました。これにより、マルチタスクがさらに快適になります。個人的にはChromeブラウザを快適に使いながら開いていられるタブ数が大きく増えたことが嬉しいところ。

非力なCPUなので基本的にフル稼働している状態ですが、RAMの空きに少々余裕ができたことで今まで以上に使う機会が増えそう。

モンハンフロンティアベンチマークの結果

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パフォーマンスの比較用にモンスターハンターフロンティアのベンチマークソフトを走らせてみました。結果は以上の通りです。E200HAとほとんど変わらない結果となり、実使用時の動作感もほぼ同じ印象です。

関連記事:VivoBook E200HAとEeeBook X205TAの性能を比較

VivoBook E200HAとE200HA-8350の外観を比較

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充電コネクタは独自仕様ながらリバーシブルタイプで使い勝手が良い感じ。

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インターフェースは全く同じです。おそらく筐体は同じものを採用しているのでしょう。

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左が新型のE200HA-8350です。白の色味が若干違うようで、暖色系に寄っている気がします。個体差でしょうか。

関連記事:VivoBook E200HAを購入したのでEeeBook X205TAと比較してみる

ちなみにEeeBook X205TAとVivoBook E200HA(E200HA-8350)はインターフェース面でも結構変更点があるので、こちらもあわせてご覧ください。

4万円以下で買えるノートPCはここまで進化した

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11.6インチというモバイルに最適なディスプレイサイズ。完全ファンレスで980gという軽量筐体。それでいて4万円以下で買えるという手頃さ。E200HA-8350の魅力はここに詰まっていると思います。

だからといって万人向けの製品とは言い難く、ストレージはeMMCの32GBしかありませんから、実際自由に使えるのは10GBちょっとです。32GBのmicroSDHCカードが付属するのでこちらでカバーしつつ、用が済んだらクラウドストレージに移すと良いでしょう。

Atom x5も高負荷には耐えられません。軽いウェブブラウジングや動画視聴、文章作成などが最適な使い方でしょう。私のようなブロガーにとっては持ち運びやすいサイズと軽さでかなり刺さる製品です。

EeeBook X205TAやVivoBook E200HAから買い換えるべき?

非常に悩ましいところです。RAM容量の倍増によって使い勝手は大幅に向上しています。とはいえ性能面での大きな進化が無いことから、もう一度新品で買い直すほどではない…と考える方も居るでしょう。

個人的には買い換えて正解だったなと思ってます。これで今後の外出時のブログ執筆がより一層捗りそうです。

型落ちモデルも安くて良いかも

これで型落ちとなったVivoBook E200HAはAmazonで3万円台前半という価格設定となっています。使用用途を限定して購入するのであれば、安い方を選ぶというのもアリかもしれません。