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MM総研はスマートフォンの出荷台数に関する調査結果を発表しました。内容をケータイWatchが掲載しています。

調査期間は2016年度上期

調査結果の範囲は2016年度の上期(4月~9月)です。

SIMフリースマホ市場は拡大

SIMフリースマートフォンは119.8万台が出荷され、前年同期と比較して79.1%増加しています。市場は順調に拡大している模様です。

ASUSがトップシェアを獲得

ASUSの出荷台数は34.9万台。シェアにして29.1%を獲得しています。

  1. ASUS:シェア29.1%
  2. FREETEL:シェア16.4%
  3. 富士通:11.0%
  4. アップル:8.3%
  5. ファーウェイ:7.2%

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上位5社のシェアは以上の通りです。ASUSはこの期間に新製品としてZenFone Go(4月2日発売)のみを投入しました。ZenFone 2 Laserの値下げや、ZenFone MaxなどのOSバージョンアップなど、現行モデルも数多く出荷されたのだと思われます。

2016年度下期の結果にも期待

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2016年度下期はZenFone 3シリーズを一気に3機種投入しています。その中で最も低価格で普及モデルとなるZenFone 3 ZE520KLは現在も品薄状態が続く人気商品です。

SIMフリースマホ市場の拡大に期待

2020年には出荷台数530万台にまでなると予想されるなど、SIMフリースマートフォン市場はまだまだ拡大の余地があります。ASUSだけでなく各社が魅力的な製品を投入することで、より市場が活発になり、盛り上がることを期待します。

ケータイWatch