1月中旬以降の発売を予定しているZenFone 3 Maxはモデルチェンジのタイミングで5.2インチに小型化しました。それにともなってバッテリー容量も小さくなり、電池持ちを最重要視する方には少し悩みどころと言えそうです。
従来モデルと比較してどのように変わったのか見ていきましょう。
ZenFone MaxとZenFone 3 Maxを比較
まずは基本スペックの比較です。使い心地を大きく左右するCPUですが、Snapdragon 410よりもMediaTek製のMT6737Mの方が高性能だとされています。
RAMやストレージ容量は同等で、どちらもあまり余裕はありません。たくさんのファイルを保存する方はmicroSDカードで増設するなどの工夫が必要でしょう。
ZenFone 3 Maxは持ちやすいサイズ感
ZenFone 3 Maxは5.2インチの日本人にも馴染みやすいサイズ感になった一方、バッテリー容量は4100mAhと小さくなりました。それでも5.2インチスマートフォンとしては十分に大容量です。
オンスクリーンキー搭載でよりコンパクトに
ZenFone 3 MaxはZenFoneシリーズでは珍しくナビゲーションキーをディスプレイ下部に表示します。センサーを外部に配置しない分コンパクトに仕上がっています。重さも160gと現実的なレベル。
電池持ちの良さはZenFone Maxに軍配
公称の電池持ちを比較してみました。連続通話時間に関しては倍近い差があります。バッテリー容量の差だけではなく、搭載しているチップセットも影響しているかもしれません。通話中はディスプレイは消灯しているでしょうから画面サイズによる電力消費の影響は少なそうです。
レーザーAF搭載の可否
どちらもカメラ機能を大きく重視した製品ではありませんが、初代ZenFone MaxにはレーザーAFが搭載されています。ZenFone 3 Maxでは省かれているため、写真撮影も視野に入れるのであればここはこだわりたいところ。
レザー風プラスチックと金属ボディの異なる質感
初代ZenFone Maxはレザーを模したプラスチックボディです。質感の高さで言えば金属ボディが上回りますが、滑りにくく指紋も付きにくいなど実用性の高いデザインと言えます。
定価1万9800円とは思えない質感のZenFone 3 Maxは3色のカラーバリエーションから選べます。
ZenFone Maxは値下げされたものを狙おう
ZenFone Maxは定価2万7800円ですが、すでに型落ち品としてセール対象となることが増えてきました。NTTコムストアでは1万9800円で販売されたこともあり、買い時を見定めると良いでしょう。
ZenFone 3 Maxは新製品ですが定価1万9800円と安価です。バッテリー容量も魅力ですが、エントリーモデルとしてバランスの良い1台がZenFone 3シリーズで発売するということも注目したいところ。
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