フランスのベンチャーメーカーWikoが日本市場に参入します。国内に投入されるスマートフォンはTommyという1万円台で買えるエントリーモデルです。
3機種のスペックを比較
基本的なスペックを表にまとめてみました。5000円の価格差はカメラのスペックやボディの材質に影響していると言えそう。
WikoのAntutuベンチマークテストによるスコア
- ZenFone 3 Max:約29000点
- Priori 4:約29000点
- Tommy:約23000点
ZenFone 3 Maxは私の測定では29000点ほどでした。Priori 4もほぼ同等です。WikoのスコアはYouTubeなどでレビュー動画を探してみると23000点くらいのようです。
TommyではSnapdragon 210を1.2→1.3GHzにクロックアップして搭載しています。ZenPad 7.0 Z370KLに似た仕様と言えます。
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ポップな外観と大人っぽい金属ボディ
Tommyのカラーバリエーションは6色で、鮮やかなビタミンカラーが目を引きます。背面はレザーのような梨地調になっているので滑りにくそうです。
5000円の価格差がありますがZenFone 3 Maxは金属を採用。Tommyが若者向けとすると、ZenFone 3 Maxは大人っぽさを感じます。
対応バンドの差
スペック表を見ると、一番差を感じるのが対応バンドです。LTEカバー率の高い日本国内においては対応バンドも重要です。
ASUSは以前から対応バンドには気を使っているようで、ZenFone 3 Maxも幅広く対応しています。国内だけでなく海外での利用でも快適に使えそう。Priori 4は国内利用を想定した対応です。Tommyは必要最小限といったところで、ちょっと寂しいでしょうか。
市場拡大に期待
国内のSIMフリースマートフォン市場も随分中身が濃くなってきました。下はエントリーモデル、上はハイエンドまで幅広いラインナップから選べます。Wikoの参入で国内市場がさらに活気づくことを期待しています。
Twitterでアンケートを実施
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— ASUS好きのZenBlog (@ASUS_ZenBlog) 2017年2月14日
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