本日開催された新製品発表会「Zennovation」にてZenFone ARが国内向けに発表されました。Google TangoとDaydream両方に対応する世界初のスマートフォンです。
ZenFone AR ZS571KLの主なスペック
- OS:Android 7.0
- CPU:Qualcomm Snapdragon 821 2.3GHz
- ディスプレイ:5.7インチ(2560 x 1440)、有機EL
- RAM:6GB / 8GB
- ストレージ:64GB / 128GB + microSDXC 2TB
- リアカメラ:2300万画素(F2.0・TriTech AF・光学手ブレ補正)
- インカメラ:800万画素(F2.0)
- バッテリー容量:3300mAh(QC3.0)
- サイズ:158.67 x 77.7 x 8.95mm
- 重さ:170g
- SIMスロット:nanoSIM + nanoSIM(DSDS対応)
- カラー:ブラック
ラインナップは2種類で、下位モデル(6GB / 64GB)と上位モデル(8GB / 128GB)から選べます。
Daydreamを実装するために反応速度の速い有機ELが採用され、WQHDと高解像度なものとなっています。Snapdragon 821に大容量RAMの組み合わせで国内でも有数のハイエンドスマートフォンと言えるでしょう。
Google TangoとDaydream両対応は世界初
Google Tangoに対応したスマートフォンとしては世界で2台目ですが、同時にDaydreamもサポートするのはZenFone ARが初となります。
Google Tangoに対応するためにZenFone ARには3つのカメラが搭載されています。
- 1stカメラ:2300万画素(F2.0・TriTech AF・光学手ブレ補正)
- 2ndカメラ:モーショントラッキング
- 3rdカメラ:深度検知
1stカメラは普段の撮影にも使われます。スペック上はZenFone 3 Deluxe ZS570KLと同等、シリーズ最上位クラスの性能を誇ります。
2ndと3rdカメラはGoogle Tango専用のカメラで、これらを駆使して空間の情報を認識します。
ZenFoneの最上位グレードを更新
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ZenFone 3 Deluxe ZS570KLよりも高性能な製品が登場したことでZenFoneシリーズのラインナップは一層分厚いものとなりました。非常に高価な1台ですが、国内でどれほど注目を浴びるのか発売が楽しみです。
販売価格は下位モデルが8万2800円。上位モデルが9万9800円です。今夏での発売を予定しています。