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ZenFone Zoom S ZE553KLにAndroid 7.1.1を含む大型アップデートが配信されています。Android 7.0以降で登載されるOS標準機能の他にZenFone独自の新機能も追加されました。

ZenFone Zoom Sでは特にカメラ機能が大幅に強化され、従来以上に楽しいカメラスマホに進化しました。

シャッター音の変更

ZenFone Zoom SをAndroid 7.1.1にアップデートしたところ、シャッター音が変更されました。今までより小さく、短いものに!

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カメラアプリを使い始めて最初に気付くのがシャッター音の変更です。従来よりもシンプルで短く、小さい音になりました。

ウォーターマークの実装

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今回のアップデートでウォーターマークを写真に追加できるようになりました。

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オンにすると写真の左下にこのような刻印が入ります。ファーウェイを始め、カメラ機能に注力しているスマホメーカーが何社か採用しているものを模倣したようです。Instagramなどにアップする際にトリミングすると切れる可能性があるので普段はオフにすることが多そうな気がします。

ポートレートモードの実装

ポートレートモードとは2つのカメラを使って写真の奥行きを測定、擬似的に背景ボケを演出する機能です。ZenFone Zoom Sでは望遠カメラ側の画角に固定して2つのカメラの映像を揃えているようです。

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スライダーを調整して被写界深度を決められます。F0.95からF22、オフまで選べます。

人物以外にも使える”リアルタイム単焦点モード”

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今までのZenFoneにはフォーカス位置を変更して2回撮影し、後から合成する単焦点モードが登載されていました。ポートレートモードはそれを2つのカメラを用いて1度のシャッターで済ませる方式です。いわばリアルタイム単焦点モードのような機能です。

”ポートレート”と銘打ってはいるものの、人物以外にも使えます。上の写真では禅太郎を被写体にしてオフ時とF0.95時を並べてみました。

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1度の撮影で済むので動きの多い動物なども撮りやすいですね。

人物撮影に最適

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人物を撮影する際には顔を認識するためより高精度なエフェクトとなる気がします。

ZenFone Zoom Sのポートレートモードの強み

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望遠カメラの画角(35mm換算で59mm)で背景ボケを作れるため、人を撮影するときや被写体にクローズアップして撮影する場合に効果を発揮します。テーブルの上の食べ物など、使い方を考えるのも楽しそうです。

美人エフェクトLiveにも対応

ZenFone Liveに登載されていた美人エフェクトを使用しながらライブ配信が行える機能ですが、ZenFone Zoom Sにも実装されました。

ZenFone Zoom S ZE553KL ネイビーブラック:ASUS Shop

ZenFone Zoom S ZE553KL シルバー:ASUS Shop