ASUSは台湾にてZenFone 4シリーズの発表会を開催しました。”WE LOVE PHOTO”をキャッチコピーとし、前と後ろ両方で3つカメラを登載した全機種トリプルカメラスマホです。
広角+望遠のZenFone 4 Pro ZS551KLは599米ドル
ZenFone 4シリーズのハイエンドモデルとなるZenFone 4 Proです。Snapdragon 835に6GBのRAMなど、最上位にふさわしいスペックとなっています。
カメラ機能としてはSuperPixel Engine、デュアルピクセルPDAF、光学手ブレ補正、第2世代レーザーAF、カラーコレクションセンサーなどを備え、ZenFone 3シリーズの機能を踏襲しつつ強化されています。
ZenFone Zoom Sと同様のポートレートモードも登載しています。
- OS:Android Nougat ZenUI 4.0
- CPU:Qualcomm Snapdragon 835
- ディスプレイ:5.5インチ(1920x1080)有機EL
- RAM:6GB
- 内部ストレージ:128GB
- アウトカメラ1:1200万画素、F1.7、IMX362、換算25mm
- アウトカメラ2:1600万画素、F2.6、IMX351、換算50mm
- インカメラ:800万画素、F1.9、IMX319
- バッテリー容量:3600mAh
- その他:NFC、ナビゲーションキーバックライト、デュアルSIMスロット(4G + 3G)
広角+超広角のZenFone 4 ZE554KLは399米ドル
メインストリームモデルとなるZenFone 4は異なる性能の複数ラインナップです。メインは1200万画素にF1.8など。カメラ部分が出っ張っていないのも特徴的です。
- OS:Android Nougat ZenUI 4.0
- CPU:Qualcomm Snapdragon 630 / 660
- ディスプレイ:5.5インチ(1920x1080)、IPS液晶
- RAM:4GB / 6GB
- 内部ストレージ:64GB
- アウトカメラ1:1200万画素、F1.8、換算25mm、光学手ブレ補正、IMX362
- アウトカメラ2:800万画素、F2.2、換算12mm
- インカメラ:800万画素、F2.0、換算24mm
- バッテリー容量:3300mAh
- 重さ:166g
- その他:NFC、ナビゲーションキーバックライト、デュアルSIMスロット(4G + 3G)
前面広角+超広角のZenFone 4 Selfie Pro ZD552KLは379米ドル
自撮り特化の上位モデルです。2400万画素のメインフロントカメラと、さらに広角で撮影できるサブカメラを備えます。また、4Kでの自撮りライブ配信にも対応しています。
- OS:Android Nougat ZenUI 4.0
- CPU:Snapdragon 625
- ディスプレイ:5.5インチ(1920x1080)、有機EL
- RAM:4GB
- 内部ストレージ:64GB
- アウトカメラ:1600万画素、F2.2、換算26mm
- インカメラ1:2400万画素、F1.8、換算、12mm、IMX362、4K動画、LEDフラッシュ、SuperPixelエンジン
- インカメラ2:500万画素、F2.2、広角120°
- バッテリー容量:3000mAh
- 重さ:147g
- その他:ナビゲーションキーバックライト、デュアルSIMスロット(4G + 3G)
低価格帯モデルのZenFone 4 Selfie ZD553KLは279米ドル
自撮り特化モデルの低価格版です。ZenFone 4 Selfie Proから全体的にスペックを下げています。
- OS:Android Nougat ZenUI 4.0
- CPU:Snapdragon 430
- ディスプレイ:5.5インチ(1280x720)、IPS液晶
- RAM:4GB
- 内部ストレージ:64GB
- アウトカメラ:1600万画素、F2.0、換算26mm
- インカメラ1:2000万画素、F2.0、換算31mm
- インカメラ2:800万画素、F2.4、換算12mm
- バッテリー容量:3000mAh
- 重さ:144g
- その他:トリプルスロット(4G + 3G + microSD)
広角+超広角のZenFone 4 Max / MaxPro ZC554KL
一部地域ではすでに発売されている大容量バッテリー登載のミドルレンジモデルです。広角+超広角のデュアルカメラを採用しています。
MaxもMax Proも基本スペックは同じですが、カメラの構成が少し変わっているようです。
- OS:Android Nougat ZenUI 4.0
- CPU:Snapdragon 425 / 430
- ディスプレイ:5.5インチ(1280x720)、IPS液晶
- RAM:3GB
- 内部ストレージ:32GB
- アウトカメラ1:1600万画素(or 1300万画素)、F2.0、換算25mm
- アウトカメラ2:500万画素、換算12mm
- インカメラ:1600万画素(or 800万画素)
- バッテリー容量:5000mAh
- その他:トリプルスロット(4G + 3G + microSD)
新興国向けモデルはトリプルスロット搭載
ZenFone 4 SelfieおよびZenFone 4 Max Pro / MaxはmicroSDカードとデュアルSIMを同時に使用できるトリプルスロットを採用しています。デュアルSIMの需要が大きく、内蔵ストレージの小さくして安くしている新興国向けモデルでは特に効果を発揮します。
プリインアプリを厳選、改良されたZenUI 4.0
ZenUI 3.0から改良されたバージョン4.0になりました。35個あったプリインストールアプリも13個まで減らしています。
LINEやFacebookなどで2つのアカウントを管理できる「Twin apps」機能を搭載
Twin apps機能を登載。同じアプリを2つのアカウントでそれぞれ起動できます。
ZenFone 3 / 4シリーズはAndroid Oへのアップデートを予告
ZenFone 4シリーズだけでなくZenFone 3シリーズもAndroid O、ZenUI 4.0へのアップデートを予告しました。
ZenFone 4シリーズ全モデルに日本向けの存在を確認
今回発表された6機種ですが、すべてに日本向けモデルの存在を確認しています。スペックや発売時期などは未定ですが、国内での発売はほぼ確実とみて良いでしょう。