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ZenFoneシリーズも今年で4世代目です。今世代のエントリークラス「ZenFone 4 Max ZC520KL」が国内で発売、早速購入しましたのでレビューをお伝えまします。

ZenFone 4 Max ZC520KLの主なスペック

  • OS:Android 7.1.1
  • CPU:Qualcomm Snapdragon 430
  • ディスプレイ:5.2インチ(1280x720)
  • RAM:3GB
  • 内部ストレージ:32GB
  • アウトカメラ(メイン):1300万画素、F2.0
  • アウトカメラ(サブ):500万画素、120°ワイドアングルカメラ
  • インカメラ:800万画素
  • バッテリー容量:4100mAh
  • サイズ:150.5x73.3x8.73mm
  • 重さ:156g
  • カラー:ネイビーブラック、ローズピンク、サンライトゴールド
  • SIM:DSDS(4G+3G)、トリプルスロット
  • VoLTE:KDDI(予定)、ワイモバイル(予告)
  • その他:指紋センサー

ディスプレイサイズは5.2インチとZenFoneシリーズの中では比較的コンパクトな部類です。5.5インチが多い中、日本人受けするサイズ感だと思います。

エントリーモデルに近い位置付けながらSnapdragon 430に3GBのRAMを搭載。Snapdragon 410と2GBのRAMという組み合わせもまだまだ存在しますが、動作の快適さには体感できるほどの差があります。

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ストレージも16GBではなく32GB。買ってすぐに余裕がなくなる!なんていう心配はなさそうです。トリプルスロットを搭載しているのでデュアルSIMを使いながらmicroSDカードでのストレージ増設も可能です。

外観と付属品

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付属品はこんな感じです。いつも通りの内容で、ACアダプター、microUSBケーブル、イヤホン、SIMピン、書類などが入っています。ZenFone Maxシリーズにはこれに加えてリバースチャージ用のOTGケーブルが追加されています。

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金属調のボディにアンテナラインが2本入ったデザインはZenFone 3 Maxシリーズに近いものとなっています。

プラスチックを使っていますが安っぽさは上手く隠せていると思います。とはいえこの手のデザインはASUS以外でも普遍的なものですので新鮮味は感じません。

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指紋センサーはホームボタンを兼ねて前面に移動。センサー式で押し込めないタイプのホームボタンです。センサー部分は他のZenFone 4シリーズと違ってマット調になってます。多分こちらの方が低コストなのでしょう。

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nanoSIM + nanoSIM + microSD構成のトリプルスロットを搭載しています。

ZenFone 3 Maxと比較

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左からZenFone 3 Max ZC553KL、ZenFone 3 Max ZC520TL、ZenFone 4 Max ZC520KLです。デュアルカメラになって指紋センサーとともに位置が変わりました。

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実質的にZenFone 3 Max ZC520TLの後継機種と言えます。同じ5.2インチですがZC520KLは下にナビゲーションキーが独立しているので実際に使える画面サイズは大きくなりました。

2つのVoLTEに対応予定

ZenFoneシリーズはエントリーモデルまでau VoLTEに対応し、豊富な選択肢からSIMを選べました。ZenFone 4 MaxではワイモバイルのVoLTEにも対応します。格安SIMと呼ばれる中では通信品質の高いUQ mobileとワイモバイル両方でVoLTEが利用できるようになります。

SIMフリースマートフォン(+格安SIM)も通信・通話どちらの品質も大手キャリアに匹敵するものとなってきました。

ソフトウェアを確認

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発売時にはZenFone 3シリーズと同様のZenUI 3.xが搭載されています。デザインが刷新され洗練されたZenUI 4.0へはVoLTEと同様アップデートにて対応予定です。

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プリインストールアプリは大幅に削減され、必要最小限に留められています。国内版はグローバルモデルと若干の差異があり、ATOK for ASUSなどが追加されています。

初回起動時に自動的にGoogleスプレッドシートなどのOffice系アプリがインストールされますが、あとでアンインストールが可能です。

Gboard登場でATOKの出番がなくなるかも

Googleの文字入力アプリ「Gboard」に日本語入力機能が追加されました。それに伴って初回のキーボード使用時に使用するか確認が出るようになります。指示通りに進むとGboardが設定されるためATOKを使う機会がなくなってしまいます。

数年前はまだGoogle日本語入力が存在せず、ATOKは有料アプリな時代です。安価な製品ではFSKARENがプリインストールされているなど、スマートフォンのセットアップは文字入力を快適にすることから始まるような時代でした。そんな中でATOK for ASUSをプリインストールしていることは国内SIMフリースマホ市場ではひとつのアドバンテージでした。

時は経って今では無料でGoogle日本語入力が使え、同じUIを持つGboardがプリインストールされています。時代の流れを感じますね。

Antutuスコアは41196点

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Antutuベンチマークによる性能テストの結果は41196点でした。Snapdragon 430搭載モデルとしては想定通りのスコアと言えます。

GPS精度は上々

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GPS Statusを使ってGPSの捕捉状況を確認しました。木造2階建ての2階から確認して20/32、誤差5mという結果。GPSの精度はかなり良いと思います。

広角+超広角のデュアルレンズカメラを搭載

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ZenFone 4シリーズのキャッチコピーは「We Love Photo」。写真撮影を楽しめるよう、いろいろなニーズに合わせたカメラを搭載したスマートフォンが揃っています。

最廉価モデルとなるZenFone 4 Maxにもデュアルレンズカメラが搭載されています。広角+超広角の組み合わせは性能こそ違えどZenFone 4 ZE554KLと同じです。

ちなみにZenFone 4シリーズなので「Taken with ZenFone 4 Series」のウォーターマークが入れられます。あと、シャッター音がめちゃくちゃ小さいです。

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カメラ機能や画質に関するレビューは下記リンクをご覧ください。

関連記事:デュアルカメラ搭載で2万4800円「ZenFone 4 Max ZC520KL」のカメラ性能をチェック

まとめ:手頃な価格と実用的なパフォーマンス

初期設定を含め操作性やレスポンスは悪くありません。妙にカクつくといった不安な動作はせず、滑らかに動いてくれます。Snapdragon 430搭載ですので過信は禁物ですが、パフォーマンスを要求するような3Dゲームをプレイしない方なら不満も出にくいと思います。

エントリーモデルでもRAMが3GB載る時代が来たのかと感心しています。32GBの内部ストレージは空き容量20GBが確保されているので一安心でしょう。トリプルスロットを活用してmicroSDによる増設も容易です。

バッテリー容量も大きくGPS精度も良いとなるとカーナビ用としても使ってみたくなりますね。

5.2インチというサイズ感も良いですね。解像度はHDですがこれによって電池持ちとレスポンスが向上していると考えると納得できます。

下から3番目に安い「ZenFone 4 Max ZC520KL」

現行モデルの最廉価はZenFone 3 Max ZC520TLの1万9800円や、ZenFone Live ZB501KLの1万7800円などです。それらに比べると5000円以上高いわけですが、差額を出す価値は十分あります。

ZenFone 4 Max ZC520KL ネイビーブラック:ASUS Shop

ZenFone 4 Max ZC520KL サンライトゴールド:ASUS Shop

ZenFone 4 Max ZC520KL ローズピンク:ASUS Shop