ASUS JAPANがZenFone Max Plus M1 ZB570TLを発表しました。国内市場においてはWiko Viewとファーウェイnova lite 2に続く3機種目の「18:9ディスプレイを搭載した2万円台のSIMフリースマホ」となります。
キャリアモデルではハイエンドから順に縦長ディスプレイが広まっていますが、SIMフリースマホでは低価格帯でも選択肢が豊富なところが面白いですね。
近い価格帯の製品ですがじっくり見比べてみると違いが見えてきましたのでスペック表を見ながら確認していきましょう。
ZenFone Max Plus M1 ZB570TL・nova lite 2・Viewのスペック比較表
基本スペックに加えて私が注目した仕様を含めた比較表を用意しました。赤字にしてある部分が他機種よりも優れている部分です。
3機種とも5.7インチクラスのほぼ同じサイズ感のスマートフォンです。従来のアスペクト比(16:9)で言えば5.2インチクラスに相当する大きさで、日本人の手でも握りやすいサイズでしょう。
CPUの処理能力はnova lite 2が優勢
3機種とも面白い具合に搭載CPUが違います。基準としやすいSnapdragonに換算するとおおよそ以下の通りです(ASUS→A、ファーウェイ→H、Wiko→Wと略して記載)。
- A:MT6750T(Snapdragon 430相当)
- H:Kirin 659(Snapdragon 630相当)
- W:Snapdragon 425
処理能力に関してはnova 2 liteが搭載しているKirin 659が抜きん出ています。さすが自社製SoCといったところでしょうか。
ZenFone Max Plus M1 ZB570TLだけ4GBのRAMを搭載している点も注目です。複数のアプリを同時に立ち上げるなど、マルチタスクを快適にこなすにあたってRAM容量も重要です。
個性あふれるカメラ構成
3機種それぞれ全く違うカメラ構成というのが個人的に一番の注目点です。デュアルレンズカメラかそうでないかの差もありますが、ざっくりと以下のような違いがあります
- A:広角+超広角の2つの画角で撮影可能
- H:背景ボケを演出できる深度測定用カメラを搭載
- W:インカメラに1600万画素を採用
カメラでの撮影に力を入れているのは3社とも同じですが、それぞれでコストのかけ方が違うのが面白いところ。写真撮影が好きな方は自分のこだわりに合わせて選ぶと良いでしょう。
nova lite 2は被写体と背景の距離を取ることでより効果的にボケ演出が可能です。近くを撮影するならこちら。
一方のZenFone Max Plus M1 ZB570TLは広角に撮影できる2つ目のカメラです。風景や景色を画面いっぱいに写したい場合に効果的と言えます。遠くを撮影するならこちら。
ZenFone Max Plus M1 ZB570TLの優位性
バッテリーはnova 2 liteと比較して約1.38倍の大容量です。MediaTek製CPUですからSnapdragonよりも省電力性で劣りますが、それでもこの容量の差は無視できません。
RAM容量が4GBと多いのも良いですね。RAM容量は年々増加していますがまだハイエンドモデルで4GBという製品も少なくありません。2万円台でこの容量であれば文句なしでしょう。
microSDが同時使用可能なトリプルスロットや、ポケモンGoプレイに最適なジャイロセンサー搭載など、大きく目立たないものの”あれば便利”な機能が搭載されています。
どこでも買える手軽さも魅力的です。家電量販店に行けば店頭デモ機が展示され、実機を触って使い心地を確認できます。MVNOのセット販売や通販サイトで安く買うことも可能です。
ASUS Shop購入特典は先着300名にプレゼント
家電量販店ではポイント還元率が微妙。かといって通販サイトも実売価格が落ちてきていない。そんな発売直後の購入はASUS Shopがおすすめ。発売記念として純正ケースやアクセサリーのプレゼントがあるため他で買うよりもお得です。購入は下記リンクからどうぞ。
ZenFone Max Plus M1 ZB570TL ディープシーブラック:ASUS Shop
ZenFone Max Plus M1 ZB570TL アズールシルバー:ASUS Shop
ZenFone Max Plus M1 ZB570TL サンライトゴールド:ASUS Shop