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以前に比べて製品投入のペースが落ち、ZenFoneシリーズのように勢いがあるようには見えなくなったZenPadシリーズ。このまま終息していくのか、それとも継続して新機種を投入し続けるのかを考えてみました。

タブレット市場は需要が一巡

Google Nexus 7 2012
手頃な価格で購入しやすい格安タブレットのブームからすでに数年が経過。欲しい人のところにはすでにタブレットがある状態ができあがっています。ブームの火付け役となったNexus 7(初代)は2012年の製品です。もう6年も前の話なんですね…。

以前のようにAndroidタブレットが爆発的にヒットするようなことはそうそう簡単には起きないでしょう。

格安スマホの台頭

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ASUS JAPANは格安スマホの定番機種となる「ZenFone 2 Laser ZE500KL」を投入してSIMフリースマホ市場1位を獲得。

SIMフリースマートフォンとMVNOをセットで運用できる格安スマホも簡単に入手できるようになりました。モバイルWi-Fiルーターとタブレットでスマートフォン的な運用をしていた方は今はこういう選択肢があります。

ビジネスシーンでの需要

ZenPad for Business
ASUS JAPANは法人向け製品として「ZenPad for Business」を展開しています。飲食店の注文用端末や、店舗での商品検索サービス用端末として目に触れる機会も増えてきました。こういったビジネスシーンでのまとまった需要があり続けるのならば、供給は続けられるでしょう。

「いつまでもZenPadキャンペーンⅡ」の開催

いつまでもZenPadキャンペーンⅡ
既存ユーザーが新製品のZenPadを購入する際に割引を行う「いつまでもZenPadキャンペーン」の第2弾が発表されました。ZenPad 3 8.0 Z581KLが9000円オフで購入できます。

ただの在庫処分と見ることもできますが、既存ユーザーへの優遇施策を繰り出すということは今後もZenPadシリーズは出し続けるのではないでしょうか。

特徴的な4:3ディスプレイのシリーズは今後も続けて欲しいですし、低価格帯タブレットは7インチ、10.1インチあたりはビジネスシーンでも需要がありそうです。

個人的には電子書籍の閲覧機会が多いのでZenPad 3 8.0 Z581KLの後継となる製品に期待しています。

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