ZenFone Max Pro M1 ZB601KL
ASUSはインド市場とインドネシア市場向けに「ZenFone Max Pro M1 ZB601KL」を正式発表しました。競合他社の製品に対抗するという意味合いの強い戦略的なスマートフォンです。

ZenFone Max Pro M1の主なスペック

  • OS:Android 8.1 Oreo
  • CPU:Qualcomm Snapdragon 636
  • ディスプレイ:6インチ(2160×1080)
  • RAM:3GB / 4GB / 6GB
  • 内部ストレージ:32GB / 64GB eMCP
  • アウトカメラ1:1600万画素 / 1300万画素
  • アウトカメラ2:500万画素、被写界深度測定用
  • インカメラ:800万画素 / 1600万画素
  • バッテリー容量:5000mAh
  • サイズ:159×76×8.46mm
  • 重さ:180g
  • カラー:グレー、ブラック
  • その他:背面指紋センサー、トリプルスロット、microUSB

Snapdragon 636を搭載したことによる高性能と、カメラの画質を売りにしたスマートフォンです。RAMとストレージ、カメラのスペック違いによるバリエーションが存在します。

ZenFone Max Pro M1 インドネシア発表会
インドネシアでの発表会イベントでは競合メーカーのシャオミ「Redmi Note 5」を比較対象としてプレゼンが進みました。

ZenFone初のピュアAndroid搭載スマートフォン

ZenFone Max Pro M1 ZB601KL Camera
ZenFoneシリーズとしては初のピュアAndroidを搭載。ゲーミングスマホとしてのパフォーマンスを重視しています。

サブカメラにポートレートモード時の被写界深度測定専用カメラを搭載する点もZenFoneとしては初になります。アプリのUIも普段のものとは異なりますね。

Android OneやAndroid Go editonではない

ZenFone Max Pro M1 ZB601KLはNexusシリーズやPixelシリーズのようにいち早く最新のOSが提供される「Android One」ではありません。同様にローエンドモデル向けの軽量版OS「Android Go edition」でもありません。

素のAndroidのUIを採用してはいるものの、最新のアップデートやセキュリティパッチ更新が行われるという保証はありません。そこはASUS次第ということになります。

ZenFone Max Pro M1 ZB601KLのインド市場での価格

  • SDM636/3GB/32GB/1300万画素+500万画素/800万画素:1万999インドルピー(1.8万円)
  • SDM636/4GB/64GB/1300万画素+500万画素/800万画素:1万2999インドルピー(2.1万円)
  • SDM636/6GB/64GB/1600万画素+500万画素/1600万画素:1万4999インドルピー(2.4万円)

インド市場におけるバリエーションは3機種です。最も安価なグレードで1万8000円程度というインパクトのある価格設定となっています。

台湾版はZenFone Max Pro M1 ZB602KLで約2万5800円から

  • SDM636/3GB/32GB:6990台湾ドル(約2万5800円)
  • SDM636/6GB/64GB:8990台湾ドル(約3万3200円)

台湾での販売価格は以上の通りです。インド・インドネシア向けモデルと比較して高い価格設定となっています。おそらくインドとインドネシアが戦略上、特別に安価になっていて、グローバルにおいては台湾版の価格がベースとなるのでしょう。

国内投入されるならZenFone Max Pro M1 ZB602KLで3万円前後か

ZenFone Max Pro M1にはZB602KLというモデルも存在します。違いは主に対応バンドで、もし日本国内で発売されるとすると、こちらが採用されることになりそうです。

台湾版の価格設定がベースになるとすると、国内版はSDM636/3GB/32GBで2万9800円~3万2800円といったところでしょうか。

ZenFone Max Pro M1 ZB601KL:ASUS India