以前から存在が囁かれていたローエンドモデル「ZenFone Live L1」がついに姿を現しました。シリーズ最廉価モデルという位置付けで、Android Go editionを搭載する初のスマートフォンです。
ZenFone Live L1 ZA550KLの主なスペック
- OS:Android 8.1 Oreo(Go edition)
- CPU:Qualcomm Snapdragon 425
- ディスプレイ:5.5インチ(1440×720)
- RAM:1GB / 2GB
- 内部ストレージ:16GB
- アウトカメラ:1300万画素
- インカメラ:500万画素
- バッテリー容量:3000mAh
- その他:トリプルスロット、フェイスアンロック
- カラー:ミッドナイトブラック、ローズピンクなど計4色
基本スペックは以上の通りです。2018年に発表されたZenFoneシリーズの中では最もローエンドに位置する性能となっています。ZenFone 4シリーズから続くデュアルレンズカメラもこれには搭載されていません。
Android Go edition搭載のバリエーションが存在
- 2GB/16GBモデル:Android 8.1 Oreo
- 1GB/16GBモデル:Android 8.1 Oreo Go edition
RAM容量にバリエーションがあり、最低グレードとなる1GBモデルには軽量版OSの「Android Go edition」が採用されています。
ASUS初の「ZA」モデル
今までのZenFoneシリーズのローエンドモデルはZBから始まるモデル名が採用されていました。しかし2018年に入ってからZBは低価格帯のミドルレンジモデルに採用されるようになり、ラインナップの再構成が図られているようでした。
- ZS:ハイエンド
- ZE:ミドルハイ・メインストリーム
- ZC:ミドル・普及価格帯
- ZB:ミドルロー・低価格帯
- ZA:ローエンド・最廉価
ZenFone Live L1 ZA550KLが登場したことで、下から順にアルファベットが並ぶ形に収まりました。
低価格帯に採用された新たな番号
ZenFone Max M1 ZB550KLやZenFone Live L1 ZA550KLなど、従来とは異なる番号が割り振られるようになりました。これは「M(ミドルレンジ)1(第1世代)」「L(ローエンド)1(第1世代)」という意味なのではないかと予想しています。
すでにZenFone MaxシリーズはM2が登場する見込みです。
関連記事:第2四半期にZenFone LiveやZenFone Max M2を発表する模様
ZenFone Live L1 Z1550KLの日本国内発売は?
Android Go edition版は来ないと思いますが、2GB/16GBモデルならSIMフリースマートフォンのローエンドモデルとして国内でも十分発売する可能性はあるように思います。
FREETEL Priori 5やZTE BLADE E02のようなローエンドモデルの競合として未だに人気のZenFone Live ZB501KLの後継機、2万円未満の製品として登場するかもしれませんね。
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