ZenFone Max Pro M1 ZB602KL (2)
インド・インドネシア市場において力の大きな中国メーカーに対抗すべくASUSが投入した戦略モデル「ZenFone Max Pro M1 ZB601KL」の台湾版である「ZenFone Max Pro ZB602KL」を購入しました。

低価格でありながらその価格に見合わないハイスペックな性能と大容量バッテリーが特徴的で、コストパフォーマンスの高さから当ブログで紹介した際にも大きな話題となりました。

スペックを眺めているだけなら非常に魅力的に見えるZenFone Max Pro M1ですが、実物を入手しましたので早速レビューしていきましょう。

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モデル名が表記ゆれ

  • ZenFone Max Pro M1 ZB601KL(インド・インドネシア)
  • ZenFone Max Pro ZB602KL(台湾)

ASUSは同じベースモデルに複数のネーミングを施す場合がありますが、今回は特にややこしい感じです。

ZenFone Max Pro 台湾
ASUS台湾の製品ページですが、モデル名は「ZenFone Max Pro ZB602KL」となっています。インド市場などでは「M1」が付くのですが、台湾では付かないということなのでしょうか。

後ほど紹介しますがパッケージは共通のようで「ZenFone Max Pro M1」とあり、扱いに困ります…。当記事ではそれを考慮したうえで「ZenFone Max Pro M1」で統一して記載することとします。

ZenFone Max Pro M1 ZB602KL(台湾版・下位モデル)の主なスペック

  • OS:Android 8.1 Oreo
  • CPU:Qualcomm Snapdragon 636
  • ディスプレイ:6インチ(2160×1080)
  • RAM:3GB
  • 内部ストレージ:32GB eMCP
  • アウトカメラ1:1600万画素、F2.0
  • アウトカメラ2:500万画素、被写界深度測定用
  • インカメラ:800万画素、F2.2
  • バッテリー容量:5000mAh
  • サイズ:159×76×8.46mm
  • 重さ:180g
  • カラー:グレー、ブラック
  • その他:背面指紋センサー、トリプルスロット、microUSB

記載したスペック表は今回購入した台湾版(下位モデル)のものです。他にもバリエーションがあり、台湾では6GB/64GBの上位モデルが存在し、インド市場などでは4GB RAM版などもラインナップされています。

開封と付属品

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まずはいつもの開封から始めましょう。

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付属品は写真のものに加えてSIMピンが入っています。イヤホンはZenFone Live L1と同じ少しチープなデザインのものでした。ちなみにケースは付属しません。

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ZenFone Max Pro M1 ZB602KLの外観

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背面は金属ボディを採用しています。サラサラとした質感で従来の低価格帯ZenFoneに近い雰囲気。

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上下の一部はプラスチック製です。アンテナなどが入っているのでしょう。

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デュアルレンズカメラユニットはほとんど飛び出さないデザインです。

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ナビゲーションキーはオンスクリーン仕様でボタン類の無い前面。トレンドである18:9アスペクト比を持つ6インチディスプレイを搭載しています。

ZenFone Max Pro M1 ZB602KLのソフトウェア

ZenFone Max Pro ソフトウェア
ASUSオリジナルのインターフェース「ZenUI」を搭載せず、ピュアAndroidのUIをそのまま採用しています。これはコストダウンというよりもゲーミングスマホ(インド市場での位置付け)としてのサクサク動作するパフォーマンスを重視した結果なのだと思われます。

プリインストールアプリはたったの26個で、ほとんどがGoogle謹製です。

ZenFone Max Pro カメラ
各所にASUSオリジナル機能やアプリが確認できます。ダブルタップやスワイプ操作を利用したスリープ解除機能「ZenMotion」も搭載。カメラアプリもZenUI機とは異なるデザインですがASUS製です。

背面のサブカメラは被写界深度を測定するためのもので、メインカメラと組み合わせて背景ボケを強調したポートレートモード撮影が行えます。

Android Oneではない

ピュアAndroidだからといってAndroid Oneというわけではありません。最新のアップデートやセキュリティパッチ更新が最速で降ってくるなどという保証はありませんが、ASUSとしても力の入った機種であることは間違いないですから、ある程度期待はできそうです。

なお、現時点において次期バージョンであるAndroid Pへのアップデートを予告しています。

良いところ:手頃な価格と満足できるスペック

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スペックに対して価格設定が低めで、いわゆる「コスパの高いスマホ」と呼ばれる製品になります。ZenFone 5に迫るスペックで、一部の機能は上回っているといっても過言ではありません。

ZenFone Max Pro M1で測定したAntutuベンチマークテストとGeekbenchのスコア

ZenFone Max Pro M1 Antutu Geekbench
端末の性能を測定するベンチマークテストアプリでの結果です。Antutuにて11万点を超えるスコアを出していますが、価格帯からすれば飛び抜けてハイスコアです。

ZenFone 5 ZE620KLとZenFone Max Pro M1 ZB601KL / ZB602KLのスペック比較

ZenFone 5とZenFone Max Pro M1のスペック比較
国内において比較対象となり得るのはZenFone 5 ZE620KLでしょう。同じCPU(Snapdragon 636)を搭載しながら6割程度の価格で購入できるというのが大きな魅力です。

良くないところ:AOSP採用でZenFoneらしさが足りない

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外観は昨今のトレンドを取り込んだごくありふれたデザインです。スピン加工処理はどこにも存在せず、ASUSロゴの代わりに他社のロゴをプリントすれば他メーカー製品にだって見えるでしょう。

ZenFone Max Pro ソフトウェア
ピュアAndroidを搭載したシンプルなUIも個性を失わせている要因の1つです。ZenMotionなどのASUS独自機能もあるにはあるのですが、どうしても低価格帯の製品は個性が失われがちです。

ZenFone Max Pro M1に期待しすぎない方が良い

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第一にZenFone Max Pro M1は低価格帯に位置付けられる製品であるということです。コストを抑えるために各所に工夫が見られます。

被写界深度測定用のサブカメラはデュアルレンズカメラを実装するにあたって最も低コストなのでしょう。他にもmicroUSBポートの採用、5GHzのWi-Fi非対応など、CPUとRAM以外は基本的に価格相応です

迷える予算があるならZenFone 5を買うべき

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現時点においてZenFone Max Pro M1の国内発売は未定ですが、おそらく投入されるでしょう。価格も不明ながら3GB/32GBモデルなら3万円程度になると予想します。

スペックの近い両者を比較してどちらを購入するか迷う方は、予算が許すのであればZenFone 5を選ぶべきです。筐体の質感、カメラの性能、豊富な機能など、ZenFone Max Pro M1には無いものがたくさんあります。

ノッチのあるディスプレイは受け付けない、大容量バッテリーが必須といった条件にマッチするならZenFone Max Pro M1を選ぶと良いでしょう。

日本国内においても正式に発売されました。販売価格は2万9800円です。購入は以下のリンクからどうぞ。

ZenFone Max Pro M1 ZB602KL ディープシーブラック:ビックカメラ.com icon

Zenfone Max Pro M1 ZB602KL スペースブルー:ビックカメラ.com icon

Zenfone Max Pro M1 ZB602KL メテオシルバー:ビックカメラ.com icon

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【町のお店】で購入

今回レビューしたZenFone Live L1 ZA550KLは台湾向けのスマートフォンを取り扱う通販サイト【町のお店】で購入しました。

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