2018年12月6日にソフトバンクの通信障害が発生しました。範囲は日本全国におよび、ソフトバンク回線を用いるワイモバイルやMVNOまで影響が広がり、通話・データ通信が長時間利用できなくなりました。
ASUSのZenFoneシリーズはSIMカードが2枚挿さる「デュアルSIM」に対応しています。こういった通信障害に備えて2枚目のSIMを挿しておくのはどうでしょうか。
2キャリア契約でリスクを分散
最近ではMVNOやサブブランドの普及により気軽に複数の回線が契約できます。メインで契約しているキャリアと異なる回線をサブ回線として持つという方法です。
私の使用しているZenFone 5 ZE620KLの様子です。ワイモバイル回線は通信障害により使用できませんが、もう1枚挿していたUQ mobileが健在なため難を逃れることができました。
サブに最適な低価格なデータ通信SIM
格安SIMと呼ばれるものの中でデータ通信SIMなら月額1000円未満で契約することが可能です。平常時のデータ量不足に陥った際にも活用できます。
出費を限りなく抑えたい場合、メイン契約の方のデータプランを1つ小さいものに変更して差額をサブ契約に充てるといった方法も良いでしょう。
UQ mobile(au回線)のデータ高速プラン
au回線を利用するUQ mobileのデータ高速プランは3GBのデータ通信が利用できます。auのサブブランドなので低価格ながら他のMVNOよりも高速を維持しやすい点も魅力です。
リンク:UQ mobile
DMMモバイル(ドコモ回線)の高速データ通信プラン
ドコモ回線を用いたDMMモバイルは1GB/月で月額480円の安さが魅力です。最大20GB/月までプランがあるのでサブ回線として自分に合ったデータ量が選べます。
リンク:DMMモバイル
LINEモバイル(ソフトバンク回線)のLINEフリープラン
LINEモバイルのソフトバンク回線は他のプランより高速であることを謳っています。1GB/月と控えめですがLINE利用によるデータ通信量はカウントされないプランなので緊急時の連絡用に最適でしょう。SMS対応のプランなら月額620円です。
リンク:LINEモバイル
データ通信が使えるだけでもぜんぜん違う
メイン契約が通信障害だと電話やSMSが使えませんが、サブ回線のデータ通信が利用できればLINEやSNSを使って連絡を取り合うことができます。別途契約が必要ですが050のIP電話という手もあります。