ZenFoneシリーズを使用していて「アプリの通知が来ない」「Playストアのアプリ更新がダウンロードされない」「ウィジェットが上手く動作しない」などのトラブルに遭遇している場合、ASUSの独自アプリである「PowerMaster」に含まれている機能が原因かもしれません。
PowerMasterとは
ZenFoneシリーズに搭載されているASUS独自の「モバイルマネージャー」に含まれる機能の1つです。電池消費・電源・バッテリーに関する機能設定が集約されています。
自動起動マネージャーとは
「PowerMaster」の中に入っている機能の1つです。ZenFoneにインストールされたアプリをスリープに合わせて終了させるといった動作管理が行えます。
自動起動マネージャーの効果とメリット
ZenFoneがスリープモードに移行したタイミングでバックグラウンドのアプリを自動的に停止させることができ、通信量の削減や電池持ちの改善が期待できます。
自動起動マネージャーのデメリット
アプリが強制的に停止されるため、メールやメッセンジャー系アプリではスリープ中に新着通知が来なくなる可能性があります。また、ホーム画面にウィジェットを配置している場合はそれらが最新の状態に更新されなくなることも。
対策としてモバイルマネージャーで2つの操作を行う
- モバイルマネージャーの設定を変更する
- 自動起動マネージャーを無効化する
今回行う操作は2つです。どちらも簡単で、掲載している画像の通りに操作すれば完了します。
対策1:モバイルマネージャーの設定を変更する
「本体設定」→「拡張機能」→「モバイルマネージャー」と進み、右上のメニューボタンから「設定」を選択。2つの項目をオフにします。
この2つの項目はそれぞれ
「スリープ移行時にバックグラウンドアプリを強制終了する」
「新しくアプリをインストールしたら自動起動マネージャーを適用する」
という内容です。ZenFone 6からはデフォルトでオフになっていると思いますが、改めて確認を。
対策2:自動起動マネージャーを無効化する
先ほどと同じように「モバイルマネージャー」まで進んだら今度はそこから「PowerMaster」→「自動起動マネージャー」へとアクセスします。
ややこしいのですが「ダウンロードアプリ」「プリインアプリ」それぞれのチェックをオンにすることで対策が完了します。
以上ですべての操作は完了です。
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