ZenFone 6 Black Silver (3)
スマートフォンの進化は著しいものがあります。最近はコモディティ化が進んだと言われますが、カメラなどは日進月歩。プロセッサーの性能向上やAIを活用して構えて撮るだけでキレイな写真に仕上がります。

でもよく言われる「スマホカメラは一眼カメラを超えた」というのは本当に正しいのでしょうか?

最新のスマートフォンのカメラが得意とするもの

ここ最近のスマートフォンカメラはオート(もしくは簡単な操作を行う)撮影でもカメラアプリ側が自動で被写体やシーンを検出し、最適なモードで撮影を行ってくれます。

ZenFone 6 料理モード (2)
テーブルの上の料理にカメラを向ければそれが料理だと認識し、美味しそうに写るようホワイトバランスなどを調整します。これくらいならデジカメでも搭載している機種はあるでしょう。

ZenFone 6 夜景モードで撮影 (3)
個人的にイチオシなのは「夜景モード」です。シャッターを押してから数秒間その場で構え続けることで多重露光・長時間露光などを組み合わせ、撮って出しでもキレイな夜景写真が得られます。

撮影中の保持時間は最長で4秒ほど。複雑な処理をしているのだと思いますが、一切手ブレが発生していません。これを撮影したZenFone 6は光学手ブレ補正(OIS)非搭載のスマートフォンです。

スマートフォンのカメラにおいては細かい設定やマニュアルモードなどは使わずとも「誰でも簡単にキレイな写真が撮れる」ことが大きな特徴で強みと言えると思います。

じゃあ一眼は不要なものになったのか?

SONY α6500 α7II
「スマートフォンでキレイな写真が撮れるならもう一眼は要らない」というのはちょっと極論だと思います。例えば先述の夜景モードなどはデジカメには搭載されておらず、オートモード・手持ちでパシャっと撮っただけのものを比較すると見劣りする結果になりがちです。

スマホ イメージセンサーサイズ 比較
ですが、スマートフォンと比較すれば格段に大きなイメージセンサーとレンズを搭載しているデジカメは光学性能では段違い。機種ごとに差はありますが、最大で30倍もの差があります。

SAMYANG 35mm F28 作例 010
明るいレンズを使えばピントが合う空間(被写界深度)を浅く取れ、被写体を強調させた写真が撮影できます。スマートフォンのポートレートモードはこれをソフトウェアで再現したものです。

こちらは本物の背景ボケなのでポートレートモードで発生しがちな「背景と一緒にストローもボケる」みたいなこともありえません。

SONY α6000 工場夜景
夜景撮影の際には手ブレが起きないように三脚を設置し、しっかりと構えて撮影。RAW現像を行えばスマートフォンでは撮れない高精細な美しい写真が撮影できます。

掲載している写真はちょっと出来がイマイチですが、素人でもこれくらい簡単に撮れるぞという参考までに。

レンズを交換してシーンに合わせた最適な焦点距離に対応できることも一眼カメラの強みと言えます。デジタルズームを使わないので画質の劣化もありません。明るい望遠ほどレンズは高価になりがちですが…。

優劣のつけあいじゃなく、お互いの良いところを知って使い分けたい

スマートフォンのカメラ
・機種によっては複数のレンズを搭載して広角や望遠を楽しめる
ソフトウェア・AIを使った被写体の認識と調整
・構えて撮るだけで自動でキレイな写真を撮影できる

一眼レフ・ミラーレス一眼カメラ
レンズを交換して超広角から超望遠まで幅広く対応できる
大きなセンサーとレンズでたくさんの光・情報を取り込める
・現像を行うことで写真を理想に近づけられる

スマートフォンのカメラは人間の変わりに良い感じにやってくれること。料理は美味しそうに撮ってくれますし、夜景はインスタ映えするように白飛びは抑え気味で、彩度高めになんかしたりして。

一眼カメラはそうはいきません。多少のシーン設定はありますが、より良い写真を撮るにはいろいろと工夫が必要です。そうして仕上がった写真はスマートフォンでは絶対に撮れないレベルのものになります。

「スマホで撮影できる写真で十分」という方も居るでしょう。「スマホが一眼に敵うわけない」というのも間違いではないと思います。でもそれぞれ違った進化をしていて、一部交わったりもしていますが、どちらのカメラもとても魅力的で、写真撮影が好きなら両方持ってることが最高ではないでしょうか。

まずはスマホカメラを楽しむのもアリ

スマートフォンのカメラで気軽に写真を撮り始めて、もっと本格的に一眼に手を出すのも良いと思います。今はWi-Fiとアプリを使って簡単に写真転送できるカメラも多いですから、スマートフォンと組み合わせるのは親和性高めです。

両方持っていればシーンに応じて最適な方を使えば良いでしょう。ここではスマートフォンで自撮り。ここでは一眼で明るいレンズを使って背景ボケを綺麗に出したり。夜景のシーンはスマートフォンの夜景モードの出番かもしれません。

機材紹介

私が愛用しているスマートフォンやカメラを紹介します。

ASUS ZenFone 6 ZS630KL

ASUSの最新スマートフォンです。広角・超広角のデュアルレンズカメラを搭載し、トレンドの夜景モードなどソフトウェア面でも大きく進化を果たしました。大きな特徴として電動フリップカメラを搭載しています

このデュアルレンズカメラはモーター駆動でインカメラを兼ねます。つまり高画質な背面カメラで自撮りも可能ということ。実質前後4カメラ付いてるのと同じです。電動機構を活かしたオートパノラマなど今までのスマートフォンでは行えなかった撮影が可能になりました

SONY α7II

α6000からα6500にステップアップし、去年中古のα7IIでついにフルサイズデビューしました。普段はよくSEI24105G使ってます。瞳AF搭載のα7IIIが欲しくてたまりません。

これから一眼を買うならSONY α6000をオススメしたい

α6000は私も長らく愛用していたカメラです。驚くほど軽量で持ち歩くことが嫌になりません。白いボディがとてもかわいい。

センサーサイズはフルサイズより1つ小さなAPS-Cで、その分レンズも小さくなります。おかげで軽量・コンパクト・低価格と一眼カメラ入門の入り口には最適だと思います。

最近のソニーのカメラはWi-FiやNFCに対応していて、スマートフォンアプリを使って写真転送や遠隔操作にが行えます。このアプリが好きでカメラはソニーでほぼ統一してます。

この記事について

まだまだカメラに関しては素人です。この記事を読んで「何言ってんだこいつ」とか「そこはこうじゃなくてこう!」みたいな意見・感想等あればTwitterや当ブログのメッセージまでお寄せください。再度勉強して必要に応じた加筆修正を行います。よろしくお願いします。

情報元:ソニー