2020年9月23日、ASUS JAPANはゲーミングブランドのROGを冠するゲーミングスマホ「ROG Phone 3 ZS661KS」を発表しました。9月26日より発売です。
ROG Phone 3 ZS661KS(国内版)の主なスペック
- OS:Android 10 with ROG UI
- CPU:Qualcomm Snapdragon 865 Plus
- ディスプレイ:6.59インチ(2340×1080)有機EL、144Hz、1ms
- RAM:12GB / 16GB LPDDR5
- 内部ストレージ:512GB UFS 3.1
- アウトカメラ1:広角(換算26.6mm)、6400万画素、F1.8、IMX686
- アウトカメラ2:超広角(換算11mm)、1300万画素
- アウトカメラ3:マクロ、500万画素
- インカメラ:広角(換算27mm)2400万画素
- バッテリー容量:6000mAh、30W
- サイズ:171mm×78mm×9.85mm
- 重さ:240g
- VoLTE:ドコモ、au、ソフトバンク
- 5G:ドコモ、au、ソフトバンク
- SIMスロット:nanoSIM+nanoSIM(DSDV 5G+4G)
- その他:画面内指紋センサー、Wi-Fi 6(802.11ax)、NFC、8K 30FPSの動画撮影機能
国内モデルはRAMの違い(12GB / 16GB)で2種類が発売されます。どちらも大容量ですが16GB搭載は日本初となります。
ASUS初の5Gスマホ
ASUSとしては初めての5G対応スマホとなります。主要3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の4G / 5Gに対応します。
Snapdragon 865より約10%向上したハイスペック版
搭載するSnapdragon 865 Plusは現時点で最高峰の性能を誇るCPUです。Snapdragon 865と比較して約10%高い性能を発揮します。
144Hzの高リフレッシュレートに対応した有機ELディスプレイ
ディスプレイのリフレッシュレートはスマホとしては世界最速に並ぶ144Hzを実現。応答速度は1msです。
マイクロカメラを追加してトリプルカメラ構成に
カメラ構成は広角6400万画素、超広角1300万画素、マクロ500万画素のトリプルカメラになりました。全体的な高性能化に加え、マクロカメラを追加することでゲーム以外の部分でも使いやすさを向上しています。
性能を限界まで引き出す「Xモード」
パフォーマンスを向上させ、メモリ開放してゲームプレイに集中、プレイの邪魔になる通知をカットするなどゲームのための専用モードです。通知バーにトグルスイッチが用意されワンタップで起動できます。起動すると壁紙が動き、赤く光ります。
進化した管理アプリ「Amoury Crate」
ASUSのゲーミングPCにも搭載されている管理アプリです。ゲームアプリごとの設定やパフォーマンスに関する調整は一貫してここで行えます。
Antutuスコアは65万点以上を記録
高いパフォーマンスを引き出す設定方法の紹介がありました。端末を再起動し、Xモードを起動、AeroActive Cooler 3を装着、Amoury Crateのコンソールからカスタマイズ設定→Lv3パフォーマンスモードを適用することで最高の性能が引き出せるようになります。
発表会ではプレゼンターのテクニカルプロダクト・シニアマネージャーの阿部氏自身が測定した最高記録としてAntutuスコア65万7870点を出したとのことですが、デモとして実際に測った結果はさらに高い65万9269点を記録。
冷却性能を向上したROG Phone 3の内部構造
ROG Phone IIと比較して6倍大きくなったヒートシンクなど内部の冷却構造の強化に加え、AeroActive Cooler 3による外部からの冷却を行うことで高いパフォーマンスを維持できるようになっています。
AeroActive Cooler 3は構造を刷新
おなじみの外部冷却クーラーもAeroActive Cooler 3に進化。キックスタンドを搭載して自立させることが可能に。
AeroActive Cooler 3を使うことで温度を最大4度下げることが可能。ROG Phone 3で非搭載となったイヤホンジャックがAeroActive Cooler 3には搭載されています。
AeroActive Cooler II(左)、AeroActive Cooler 3(右)を比較。ファンで取り込んだ空気で背面パネルに当てて冷やす構造が変わりました。この変更で冷却性能が向上しています。
複数の操作に対応したAirTrigger 3
センサー式のLRトリガーボタンは進化してタップ以外の操作が行えるようになりました。デュアルパーティション機能はそれぞれのトリガーを2分割して合計4つのトリガーボタンとする機能。連続タップはいわゆる連射機能で、ワンタップを最大10連打に置き換えられます。他にもスライドなどゲームタイトルに合わせて最適な操作を選べます。
モーションコントロール機能は端末を振る操作をタップに割り当てられます。AirTrigger 3のデュアルパーティションと組み合わせると最大5つのタップ操作を画面を触らずに行えるようになりました。
ROG Phone 3用の豊富なアクセサリー
シリーズの魅力の1つである豊富な純正アクセサリーがROG Phone 3向けにも登場します。
複数の純正ケースを用意
本体に付属するAero Caseは基本となるケースです。AeroActive Cooler 3と組み合わせることが可能で、AirTrigger 3の操作も邪魔しません。
Neon CaseはAero Caseに近いデザインのケース。派手な蛍光カラーが特徴。
印象がガラッと変わるオレンジ色は今までのスマホケースではあまり見られなかったものです。
Lighting Armor Caseは背面のドットがROGロゴのデザインに光るケース。NFCを利用してケースの装着を認識。本体のLEDライト(2つあるうちの下側)が光源となりROGロゴを光らせます。
Nintendo SwitchライクなKunai 3 GamePad
Kunai 3 GamePadはROG Phone 3本体と組み合わせて使用できるゲームパッドです。USBによる優先接続とBluetooth接続を切り替えることが可能。
背面にもトリガーボタンを搭載。ゲームのタイトルによっては最初から最適なキーマッピングが設定されていて調整不要です。
Kunai 3 GamePadは左右のゲームパッドを分裂、専用ケースと組み合わせてROG Phone 3に装着すればNintendo Switchのようなスタイルに。
2画面を実現するTwinView Dock 3
2画面を利用できるようにするアクセサリー。上部の追加ディスプレイはROG Phone 3と同様の144Hzのリフレッシュレートに対応しています。
底面には冷却ファンを搭載。AeroActive Cooler 3と同様の冷却能力を備えます。
Kunai GamePad 3を組み合わせた状態でも合体が可能。購入したらぜひともやってみたいROG Phone 3の究極完全体と言える姿です。
ROG Phone IIまでのアクセサリーも使える
アクセサリーには互換性があり、ROG Phone II向けのアクセサリーもほとんどが流用可能です。
ラインナップと価格
Snapdragon 865 Plus / 12GB / 512GBモデル(税込み13万1780円)
ASUS Store リンク:ROG Phone 3 (ZS661KS-BK512R12)
Snapdragon 865 Plus / 16GB / 512GBモデル(税込み14万2780円)
ASUS Store リンク:ROG Phone 3 (ZS661KS-BK512R16)
ASUS Store リンク:ROG Phone 3 特設サイト
同時購入でアクセサリーが10%オフになるキャンペーン開催中
2020年10月7日までにASUS StoreでROG Phone 3を注文すると30WのACアダプターがプレゼントされます。さらにアクセサリーを同時購入した場合にはアクセサリーが10%オフとなるキャンペーンを開催中です。複数購入に対応しているのでまとめて揃えるとお得です。
ASUS Store リンク:ROG Phone 3 アクセサリー一覧
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