1月25日の発表会で購入してから1週間が経過しました。
それなりに触っていると見えてくる不満点なんかを今回は紹介します。
ZenFone Zoomのデメリット
まずはZenFone Zoomを選ぶにあたって避けられないデメリットを挙げていきます。
これはソフトウェアアップデートなどではどうしようもないもので、ユーザーが妥協するべき点となります。
スマートフォンとしては重く大きい
これに尽きるのですが、同じ5.5インチのZenFone 2よりも大型で重いです。
同じメーカーのケースを装着して並べてみました。
大きさもそうですが、厚みもだいぶ差があります。
名称 | ZenFone Zoom ZX551ML | ZenFone 2 ZE551ML |
サイズ | 158.9 x 78.84 x 11.95mm | 152.5 × 77.2 × 10.9mm |
重さ | 185g | 170g |
HOYA製のレンズモジュールを採用したことでコンパクトデジカメと比較すれば劇的に小さくまとまっていますが、やはりスマートフォンとして見た場合には大きく感じます。
幸いにもZenFone Zoomにはストラップホールがあります。付属のハンドストラップを使用してもいいですし、ネックストラップで首からぶら下げてもいいでしょう。
落下防止の手段は他のSIMフリースマートフォンよりも優れていると言えます。
ソフトウェア面での不満点
続いてはソフト面です。こちらはアップデートも改善が見込める部分であり、今後に期待せざるを得ません。
ズーム方法の改善要求
標準のカメラアプリを起動した状態です。
スクリーンショットには現在のズーム倍率である「3.0x」と、ズーム用のスクロールバーが表示されています。
このスクロールバーは本体側面のズームキーを押下するか、画面をピンチしない限り表示されません。
指1本でズームの調整が手軽にできるので重宝するのですが、まずスクロールバーを出すためにワンアクション必要な現状に不満を感じています。
最初から常時表示しておいてほしいところです。
不安定なカメラアプリ
カメラ機能が売りのスマートフォンとしては致命的なのがカメラアプリの不具合です。
発症条件がイマイチわからないのですが、一度カメラが強制終了してしまうと、端末を再起動しない限り使用できなくなります。
1日に数回発生する日もあれば、1度も遭遇しない日もあり、具体的に何がトリガーになっているのかまだわかりません。どちらにしてもアップデートで改善できる事象だと思うので期待して待つことにします。
まだ発売前だ
いろいろ書いてきましたが、そういえばまだ発売前でした。
2月5日までの間にアップデートが来て全部良くなる…なんていうのは現実的ではありませんが、不具合に関しては一刻も早く改善してもらいたいものです。
スマートフォンとしてパフォーマンスは抜群で、撮ってすぐさまTwitterにアップできる機動性は非常に快適です。スリープ状態からシャッターキー長押しでカメラが起動するギミックも、この快適さを後押ししています。
だからこそですが、ツメの甘さを感じる小さな不具合は早く直ってほしいですね。
ZenFone Zoom 32GB ブラック:ASUS Shop
ZenFone Zoom 32GB ホワイト:ASUS Shop