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こんにちは、どら(@_dorayaki_)です。お借りしているChromebook C200MAについて、引き続きレビューしたいと思います。

今回のテーマは、前回から大きく離れて「エンターテイメントマシンとしてChromebookはどこまで使えるか?」についてです。

各種動画サイトの対応状況について

日々、PCやスマホ、タブレットなどで動画配信サービスを楽しむ方も多いことでしょう。 主なサービスのChrome OSへの対応状況を本機で検証したところ、以下のような結果となりました。

  • YouTube: ◎
  • ニコニコ動画: ×~△
  • ニコニコ生放送: ×~△
  • Vimeo: ◎
  • Ustream: △
  • TVer: ○
  • フジテレビオンデマンド: ○
  • GYAO!: ×
  • ◎: 非常に快適に視聴可能
  • ◯: 快適に視聴可能
  • △: 時々止まることがあるが、視聴可能
  • ×: 視聴不可

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結論から言うと、ほぼすべてのサービスで問題なく視聴できました。ただ、GYAO!のみ再生環境を満たさないということで、再生開始すらできませんでした。
HuluやNetflix等については、筆者は契約していないため未確認です。

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YouTubeに関しては、最大同時3つ程度再生可能と、非常に快適に再生できました。このマシンのスペックを考えるとかなり優秀ではないでしょうか。
一方、YoutubeとVimeoを除いた動画配信サービスは、あまりふるわない結果となりました。これには、Flash Playerが大いに関係しています。

Flash Playerには期待しないほうがよい

実は、先述した動画配信サービスのうち、×~◯と記したものの全てがFlash Playerを採用しています。仕様上はChrome OSはFlash Playerを搭載しているので、問題なく閲覧できるはずですが、実際はあまり快適とはいえませんでした。

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例えば、ニコニコ動画・生放送を視聴していると、何も触っていなくても突然再生がとまり、上記のような画面になってしまうことが多々ありました。こうなってしまうと、ページをリロードするしかなくなってしまいます。これは、タブを1つしか開いていない状態でも発生したので、メモリが少ないというよりかは、C200MAのCPUが性能不足だからなのかもしれません。

ちなみに、Pixlr Editorなどの画像編集アプリや、ある有名Flashゲームなどは特に固まることもなく利用できたので、同じFlashを利用したものでも内容に依りそうです。

Chromebookといえど、ある程度性能は必要

低価格で高レベルの快適さを実現しているChromebookですが、やはり動画視聴等の用途においては、ある程度のスペックが必要なことがわかりました。また、Flashを用いた動画配信サービスを頻繁に利用する方には、Chromebookはあまりオススメできなさそうです。

Chromebookのご購入を検討される際には、是非ご自身の用途に必要なスペックを今一度ご確認の上、購入されると良いと思います。

それでは、次回は約1ヶ月のモニタープログラムのまとめ的なものを書こうかと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました!


執筆者:どら(@_dorayaki_)さん