2015年モデルのX205TAと、2016年に発売してリニューアルしたE200HAを比較していきます。今回は搭載CPUが変わったことによる性能の差を見ていきましょう。
EeeBook X205TAとVivoBook E200HAのスペックを比較
名称 | EeeBook X205TA | VivoBook E200HA |
OS | Windows 10 Home | Windows 10 Home |
CPU | Intel Atom Z3735F 1.33GHzクアッドコア | Intel Atom x5-Z8300 1.44GHzクアッドコア |
ストレージ | eMMC:32GB | eMMC:32GB |
RAM | 2GB | 2GB |
ディスプレイ | 11.6インチ、解像度:1366x768 | 11.6インチ、解像度:1366x768 |
インカメラ | 30万画素 | 30万画素 |
バッテリー容量 | 公称12.8時間駆動 | 公称12時間駆動 |
サイズ | 286x193.3x17.5mm | 286x193.3x17.5mm |
重量 | 980g | 980g |
カラー | ダークブルー、ホワイト、レッド | ダークブルー、ホワイト、ゴールド |
まずは両者の基本スペックを紹介します。今回の注目は搭載CPUです。Atom Z3735FからAtom x5-Z8300に変わりました。
モンスターハンターフロンティアGで比較
オンラインゲーム「MHF-G」のベンチマークソフトにてグラフィックの性能差を確認してみます。画質は1280x720で統一、ノートPCの電源プランもバランスで揃えました。
EeeBook X205TA(Atom Z3735F)のスコア
結果は769でした。何度か計測しましたが概ね800以下となりました。
VivoBook E200HA(Atom x5-Z8300)のスコア
E200HAの結果はギリギリ1000を超えてきました。上での比較通り、約1.3倍の差です。
Chromeがちょっぴり快適に
微々たる差ではあるものの、Chromeブラウザの動作が若干軽快になったように感じます。E200HAは基本的に外出時の記事執筆に使用するのでChromeが快適になったのは嬉しいところ。
X205TAユーザーはE200HAに買い換えるべき?
今すぐ買い換えるべきかと聞かれると、ノーでしょう。USB 3.0を搭載したことや、CPUの若干の高性能化といった進化をしていますが、それほどインパクトはありません。
また、今からどちらかを購入するという方は、型落ちで安くなっているX205TAを選ぶという手もあります。E200HAが定価、X205TAが安くなって3万円以下で買えるというのなら迷う価値はあると思います。
安価でありながらそれなりに良いデザインで、タッチパッドも十分実用レベルで快適です。X205TAの良かった点を上手く引き継ぎつつ、コストを抑えて後継機に仕上げてあるE200HAは今年の人気モデルになるかもしれませんね。
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