どっちを選ぶのが正解でしょうか。ZenFone Max Pro M1 ZB602KL(発売中)とZenFone Max M2 ZB633KL(国内未発売)を揃えることができたのでベンチマーク等で比較してみました。
追記:ZenFone Max M2シリーズ国内正式発表
- ZenFone Max Pro M2(SDM660/4GB/64GB):3万5500円
- ZenFone Max M2(SDM632/4GB/32GB):2万6500円
どちらも3月15日発売です。ASUS Storeでは取り扱いが始まっています。購入は以下のリンクからどうぞ。
ZenFone Max Pro M2 ZB631KL:ASUS Store
ZenFone Max M2 ZB633KL:ASUS Store
ZenFone Max Pro M1とMax M2のスペック比較
まずはじっくりスペックを見比べてみましょう。Max Pro M1は世代交代によって型落ちになりますが、おそらく併売することになるでしょう。廉価版のMax M2と比較すると型落ちモデルと言えどもスペック面では若干優位に立っています。
ディスプレイ解像度に差がありますが、HD+なMax M2も画面に粗さは感じません。もちろん高精細に越したことはありませんが、他の製品と比較しなければこれでも不満なく使えそうです。
ノッチの有無も好みが分かれるところです。Max M2はノッチを採用することでMax Pro M1よりコンパクトに仕上げながら6.3インチの大画面を実現しています。
表には記載しませんでしたが重さにも注目。Max Pro M1は大容量5000mAhを搭載しているだけあって180gの重量級。一方のMax M2は160gに抑えられています。日常的に使うスマートフォンにとって20gは大きな差と言えます。
Snapdragon 636とSnapdragon 632のスペック比較
Snapdragon 660の廉価版的な位置付けのSnapdragon 636。そのさらに廉価版になるのがSnapdragon 632といったところでしょうか。後述するベンチマークテストの結果にも現れていますが、CPU・GPUともに若干の性能差があります。
Antutuベンチマークテスト(ver7.1.4)
Antutuベンチマークでの測定結果を掲載します。総合的には10%程度の性能差がある模様です。特にGPUスコアの差が顕著で、高画質なゲームをプレイする機会が多い方はZenFone Max Pro M1の方が最適と言えるでしょう。
ZenFone Max Pro M1は今すぐに買える「余裕の動作」が魅力
すでに国内発売されているZenFone Max Pro M1なら今すぐにでも購入できます。Max M2の国内正式発表が待ちきれないならこちら。
Snapdragon 636に5000mAhの大容量バッテリー。サイズは大きく少し重く感じるところもありますが、処理能力も電池持ちも「Max Pro M1は余裕がある」というのがこの製品の特徴であり魅力です。
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ZenFone Max M2は「ちょっと良い」新世代ベーシックスマホ
まだ国内向けの仕様や価格がわからない状況ではありますが、おそらく3万円未満程度で投入されることが期待できます。全体的にミドルレンジとして十分な性能、Snapdragon 632は普段使いにちょうど良いところに収まっています。
現在の低価格帯はSnapdragon 450が主流ですが、それよりも「ちょっとだけ高性能」。バッテリー容量も一般的なスマートフォンより「ちょっとだけ大容量」。
こういった積み重ねが使い勝手の良さ、快適さに繋がっていると感じました。あとは価格設定。2万9800円くらいで発売すれば当面の「迷ったらMax M2」というスマートフォンになりそうです。
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