中国の認証機関TENAAを通過したことでROG Phone IIIの正体が明らかになりました。外観の特徴からイヤホンジャック廃止が確認されました。スペックも一部判明していますので紹介します。
ROG Phone III ZS661KSの主なスペック
- OS:Android 10
- CPU:Snapdragon 865 Plus
- ディスプレイ:6.59インチ(2340×1080)有機EL、144Hz対応?
- RAM:最大16GB
- 内部ストレージ:512GB
- アウトカメラ1:6400万画素、広角
- アウトカメラ2:1300万画素
- アウトカメラ3:望遠
- インカメラ:
- バッテリー容量:6000mAh
- サイズ:171×78×9.85mm
- 重さ:240g
- その他:ディスプレイ内蔵指紋センサー、5G(sub6)
先代ROG Phone IIではスペックを抑え、付属品を減らしたテンセント版が存在しました。今回明らかになった端末の背面にもテンセントのロゴが確認できます。RAMとストレージ容量はバリエーションがありそうです。ROG Phone IIでは1TBまで用意されていました。
本体サイズや重さも明らかになりました。非常に大きく重いことがわかります。ディスプレイのリフレッシュレートは不明ですが、120Hz以上に対応するでしょうし、他社は144Hzまで出してきていますのでそれに対抗することになるかと思います(後述あります)。
トリプルカメラの構成はおそらく広角、超広角、望遠でしょう。順当な進化を遂げていますしZenFone 7へのヒントにもなりそうです。
ROG Phone IIIの外観
前面はスッキリとしたデザインですがステレオフロントスピーカーのようなものを確認できます。
今までと同様に側面(横持ちした際の底面)にUSB-Cポートが確認できます。画面サイズやUSBポートのレイアウトからROG Phone IIのアクセサリーが転用できるかもしれません。
ROG Phone IIまではAeroActive Coolerにもイヤホンジャックはありました。ROG Phone IIIでもこちらは残ってるかもしれません。
実機写真がリークしました。
関連記事:ASUS ROG Phone III ZS660KS(テンセント版)の実機写真がリーク
本体のイヤホンジャックは廃止されましたが、アダプターは同梱されるでしょうし、ASUSとしてはUSB-Cで接続するイヤホンやヘッドセットを販売していますのでそちらに誘導したい思惑もありそうです。
従来どおりであればこちら側にAirTriggerが搭載されているはずです。
Antutuスコアは64万点超え
Antutuスコアも判明しています。ASUS_I003DはやはりROG Phone IIIでした。スコアは64万点を超えていますが、開発段階なのでまだ上がる可能性があります。この結果によるとリフレッシュレートは144Hzに対応しているかもしれません。
ROG Phone IIIについてわかっていること
- 中国市場向けテンセント版が存在
- Google Stadiaをプリインストール
- 2020年6月~7月に正式発表
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