ROG Phone 5s Pro レビュー (2)
ASUS JAPANよりROG Phone 5s Pro ZS676KSを頂きました。最近はゲームをプレイする時間もうんと少なくなったのですが、良い機会だと思って久しぶりにFPSに挑戦してみました。

タイトルはCall of Duty Mobileです。CoDシリーズは若い頃にPS3版でCoD4 MWから随分とやり込んだものですが、スマホ版をしっかりプレイするのは初めてです。

過去に一度レビュー記事を掲載しています。基本的な部分はこちらで紹介していますのであわせてご覧いただければ幸いです。

グリップ力強化のためにTPUケースを購入

ROG Phone 5シリーズには最初からケースが付属しますが、ハードケースは乾燥気味の私の手では滑ってしまうため、別途TPUケースを購入しました。安価でシンプルなものです。

ROG Phone 5s Pro レビュー (5)
カメラ周りを守る構造など、安価なケースの割には意外としっかりしています。

ROG Phone 5s Pro レビュー (3)
超音波式のサイドボタン「AirTrigger」部分はしっかりと開口されていて操作できます。この凹みが押しやすさを向上させているように思いました。

ROG Phone 5s Pro レビュー (4)
側面USB-Cポート&ポゴピン部分は保護キャップを外す前提で作られているようです。

スマホゲームは基本的に親指2本で操作する

スマホ本体を横向きで両手持ち、空いた両親指を使って操作するというのがスマホゲームでは一般的な操作方法になると思います。

ROG Phone 5s ProでCoDモバイル (2)
CoDモバイルはシューティングゲームですのでさまざまな操作を同時に行います。
左親指:移動
右親指:視線・射撃・構える・リロード・しゃがむ
など
各操作ボタンは配置を変更できるので好みに合わせることができますが、デフォルトでは上記のように右親指に大きな負担がかかるレイアウトです。親指1本では同時に行えない操作が出てきてしまいます。

人差し指でAirTriggerを操作

ROG Phone 5s ProでCoDモバイル (1)
ここでAirTriggerの出番です。ROG Phone 5s Proを横持ちした際に上部両サイドに配置される超音波式ボタンは人差し指で押しやすいレイアウト。AirTrigger押下は画面タップに割り当てることができるので、Lトリガーを「構える」にし、Rトリガーを「射撃」にしてみました。すると右親指でやらなければいけなかった操作が2つ減り、操作性が格段に向上しました!

また、スマホゲームはタッチパネルを活用する性質上、操作するために画面を指で隠してしまいます。FPSのようにどこから敵が出てくるかわからないゲームでは情報量が減ってしまうのは大きなハンデです。

ROG Phone 5s Pro CoDモバイル (2)
合計50キルに到達するまで戦い続ける「チームデスマッチ」でMVPを取ったときの画像です。キル数26で断トツのMVPですし、1人で半分稼いだことになります。

ROG Phone 5s Pro CoDモバイル (1)
AirTriggerを活用すれば画面を隠す動作を最小限に抑えつつ、親指+人差し指で操作性向上。プレイ開始直後から圧倒的な差でMVPを連発しました。これはゲームバランスを変えてしまう機能と言えます。

AirTriggerはさらに複雑な操作が可能だけど…

ROG Phone 5s ProでCoDモバイル (3)
AirTriggerの機能はこれだけに留まらず、左右のボタンをさらに分解することが可能です。AirTriggerだけでLL/LR/RL/RRの4ボタンとして使えます。私はまだまだ使いこなせていませんが、4ボタン化して「しゃがむ」や「リロード」を割り当てればさらなる効率化が図れそうです。が、オンライン対戦中にシビアな操作はあまり向いていないかもしれません。誤操作のリスクがありそうなので、実用的なところではそれぞれ1ボタンとしておくのが良いように思いました。

便利機能は適材適所

ROG Phone 5s Pro ZS676KS (7)
付属する空冷ファン「AeroActive Cooler 5」は高負荷時の冷却に使えるだけでなく、物理ボタンが2つ搭載されています。当然ここにも操作を割り当てられます。タッチではなくクリック感のあるボタンですので押し間違いをしにくいのも魅力的。

ROG Phone 5s Proには背面に2つのタッチ式ボタンが搭載されています。これらは左右スライド操作に対応していますが、CoDモバイルでは使わないかなと思いました。スワイプ操作などに割り当てることが可能なので、他のゲームタイトルでは活用するチャンスがありそうです。

ノッチ無しの画面&前面ステレオスピーカー

ROG Phone 5s Pro レビュー (2)
ROG Phoneシリーズは当初から「ノッチのないディスプレイ」にこだわっています。あえて上下にベゼルを設け、そこにインカメラを配置。ノッチによってゲーム画面が隠れてしまうトラブルを防いでいます。ベゼルがあるのでスペースが用意でき、前面ステレオスピーカーも搭載されています。一石二鳥!

ゲームを快適にプレイするための熱量がすごい

ROG Phone 5s Pro レビュー (6)
Snapdragon 888やSnapdragon 888+を搭載したハイエンドスマホは他にもありますが、ゲームを快適にプレイすることにかけてはROG Phoneシリーズは頭一つ抜けている印象を受けます。シリーズとしてモデルチェンジを続けていることで完成度も高まっています。

ROG Phone 5s Pro レビュー (1)
ゲームをプレイするモチベーションを高める雰囲気作りもROGブランドならではの作り込みだと思いました。パッケージを開封し、初期設定を行うところから始まり、チュートリアルムービーもROGの世界観で統一されています。

Xモード起動
ゲームプレイに最適化する「Xモード」はROG Phoneシリーズを象徴する機能の1つと言えます。演出によってユーザーの気分を高めてくれるのはゲーミングデバイスならでは。

ROG Vision
背面のカラーディスプレイ「ROG Vision」もプレイしている最中は自分では見えない部分。でもあえて光らせるんですよ。そっちの方が気分が高まるから。

もちろんオフにもできますし、バッテリー残量や通知情報を表示させれば実用的な使い方もできます。こういう一石二鳥な機能の作り込み方はASUSの得意とする部分ですね。

ゲーミング感強いのはちょっと…という方にも

ROG Phone 5s Pro UI
高性能なスマホは欲しいけど、ゲーム色の強いデザインはちょっと…という方でも安心。初期設定時にシステムUIのデザインが選べます。ROG Phoneシリーズに採用されている「ROG UI」ってベースはZenUIなので「クラシック」を選択すればZenfoneシリーズと変わらない見た目にもできます。

ROG Phone 5s Pro ZS676KS (4)
カメラは広角+超広角+マクロ。Snapdragon 888+を搭載して6000mAhバッテリーを65W急速充電できる性能に極振りしたZenfoneだと見ると、また違った印象になるかもしれません。見た目はちょっと個性的ですけど。

外観はケースを装着することで隠せちゃいますね。せっかくの個性的な見た目を隠すのはもったいないですが…。

ROG Phone 5s Pro ZS676KSの主なスペック

  • OS:Android 11(ROG UI)
  • CPU:Qualcomm Snapdragon 888+ 5G
  • ディスプレイ:6.78インチ(2448×1080)有機EL、144Hz、1ms
  • RAM:18GB LPDDR5
  • 内部ストレージ:512GB UFS3.1
  • アウトカメラ(広角):6400万画素、F1.8、IMX686
  • アウトカメラ(超広角):1300万画素、F2.4
  • アウトカメラ(マクロ):500万画素、F2.0
  • インカメラ:2400万画素
  • バッテリー容量:6000mAh、65W急速充電(QC5.0 / USB PD)
  • サイズ:高さ173mm×幅77mm×奥行き9.9mm
  • 重さ:238g
  • 5G NR:n2/n3/n5/n7/n12/n20/n25/n28/n38/n40/n66/n71/n77/n78/n79
  • FDD LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B29/B30/B32/B66/B71
  • TD LTE:B34/B38/B39/B41/B42/B48
  • USBポート(下部):USB-C(USB 2.0)
  • USBポート(側面):USB-C(USB 3.1)、USB PD 3.0、DisplayPort映像出力
  • その他:ディスプレイ内蔵指紋センサー、イヤホンジャック、Wi-Fi 6、NFC、ポゴピン
  • 付属品:AeroActive Cooler 5、AeroCase、ACアダプター(65W)、USB-CtoCケーブル、SIMピン
  • 対応キャリア(赤文字はキャリア動作確認済み):ドコモ、au、ソフトバンクワイモバイル、ahamo、povo、LINEMO

海外メーカー製のSIMフリースマホとして見れば、突出している部分はあれども大きく欠けている要素はそんなに無いと思います。防水防塵・おサイフケータイは残念ながら非搭載ですが、ドコモが積極的に展開する5Gバンド(n79)に対応しています。n79に対応したオープン市場向けSIMフリースマホはそう多くありませんので、ROG Phone 5s Proは貴重な選択肢となるでしょう。

ROG Phone 5s / 5s Proのラインナップと価格

ROG Phone 5s:10万4800円(税込)
12GB / 256GB / 側面2ボタン
ASUS Store リンクROG Phone 5s (ZS676KS-WH256R12) icon

ROG Phone 5s:12万4800円(税込)
16GB / 512GB / 側面2ボタン
ASUS Store リンクROG Phone 5s (ZS676KS-WH512R16) icon

ROG Phone 5s Pro:14万2800円(税込)
18GB / 512GB / 側面2ボタン+背面2ボタン / 背面カラーディスプレイ / AeroActive Cooler 5付属
ASUS Store リンクROG Phone 5s Pro (ZS676KS-BK512R18) icon