台湾メディアのSOGI手機王がZenfone 10ユーザーを対象に満足度調査を実施しました。この調査には400人以上が参加し、Zenfone 10の満足度を1~10点の10段階で評価しました。
平均点は10点満点中7.76点
調査の結果、平均点は7.76点となりました。8割以上のユーザーが7点以上を付け、高い満足度を示しています。
高得点をつけた理由
高得点を付けたユーザーの理由について「片手で持つのにちょうどいいサイズ」「持ちやすくポケットに入る」「通話録音機能を搭載(LINE通話録音にも対応している)」「写真性能が良い」など。
Zenfone 10は台湾市場では数少ない「片手で持てるフラッグシップ機」です。5.9インチの画面と172gの重量は片手での操作に最適で、男女問わずポケットや小さなバッグに入れても場所を取らないことが評価を高めたポイントとなっています。
不満点について
約2割のユーザーは6点以下としています。不満の理由として挙げられたのが「動作に細かいバグがある」「SDカードスロットがない」「ディスプレイのベゼルが太すぎる」「Bluetoothが干渉しやすい」など。
フラグシップモデルは性能だけでなく洗練された見た目やデザインも要求されます。Zenfone 10のベゼルの太さはミッドレンジクラスと言わざるを得ません。
ZenBlog雑感
Zenfone 10のようなマイナー機種はほとんどのユーザーが「欲しいから決め打ちで買った」でしょうから、特徴なども理解した上で購入している方が多いでしょう。満足度が高いのも当然と言えます。期待通りのパフォーマンスを発揮しているという点では喜ばしいことでもあります。
「ディスプレイのベゼルが太すぎる」という件についてはなかなか難しいところだなって感じます。Zenfone 10は手頃な価格を実現することにも力を入れていて、その代償のひとつがディスプレイだと思います。他社の最上級ハイエンドモデルと比較すると劣っている部分があって当然なのです。10万円前後で買えるからこそ選ばれているのであって、他社と同等の高性能な部材を選定したことで価格も同様に15万円くらいまで跳ね上がったら果たして選ばれるのか…。難しい問題です。
Zenfone 10はミドルレンジ~ミドルハイクラスのスマホにSnapdragon 8 Gen 2を載せて性能を底上げしたスマホとして見ると腹に落ちると思います。
不満点に挙げられている「Bluetoothが干渉しやすい」については私も感じていて、Zenfone 9よりもワイヤレスイヤホンからの音にブツブツとノイズが乗ったり、不意に接続が切れる事象を経験しています。今後アップデートで解消されるのであれば期待したいところ。
情報元・画像引用 リンク:[SOGI調查報告]華碩Zenfone 10入手後滿意度?8成網友這樣評價 | SOGI手機王
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