2024年6月2日、ASUSはROGブランドのハンドヘルドゲーミングパソコン「ROG Ally X」を発表しました。グローバル市場向けの発表と同時にASUS JAPANもリリース発表。日本でも発売されることが明らかになっています。
ROG Ally RC72LAの主なスペック
- OS:Windows 11 Home 64bit
- CPU:AMD Ryzen Z1 Extreme / Ryzen Z1
- ディスプレイ:7.0インチ(1920×1080)グレア、IPS液晶、120Hz駆動、500ニト、タッチパネル
- グラフィック:AMD Radeon Graphics(CPU内蔵)
- RAM:24GB LPDDR5
- 内部ストレージ:1TB(PCIe 4.0 NVMe M.2 SSD 2280)
- サイズ:幅280.0mm×奥行き111mm×高さ24.7~36.9mm
- 重さ:約678g
- その他:Wi-Fi 6E、USB PD(65W)、指紋センサー
※海外向けのスペックをもとに掲載しています。
ユーザーの声を参考に不満点を解消
ROG Ally Xのコンセプトは非常に明快。ROG Ally(初代)ユーザーからのフィードバックを元に設計を見直したバージョンアップモデルとなります。
マザーボードの再設計により排熱性能が向上。また、ユーザーの多くは本体の重さが多少犠牲になってもバッテリー容量を増やしてほしいと考えていました。ROG Allyの重さは678gと先代から70gアップしているものの、バッテリー容量を一気に2倍に増やしました。他にもRAM容量、ストレージ容量の増加も同様にユーザーからの声を反映させたものになっています。
他にも、グリップ感の向上、背面マクロボタン小型化、ジョイスティック耐久性向上、十字キーは斜め方向の入力性向上など、細かい部分もブラッシュアップされています。
初代モデルでは外部GPUとの接続にはASUS独自のROG XG Mobileを採用していましたが、ROG Ally Xではより汎用的なUSB4を搭載。Thunderbolt 4、DisplayPort 1.4、Power Delivery 3.0に対応します。
日本発売日は後日アナウンス
今回はグローバル市場向けと同じタイミングで日本での発売が発表されました。製品に関するより詳細の情報や、発売日、価格などは現時点では不明で『2024年夏以降のプレスリリースをご覧ください』としています。
ZenBlog雑感
かねてから噂・リーク情報のあったROG Ally Xが発表されました。海外と日本で同時に発表することはASUSとしてはかなり特殊。そういえば先日発表のあったCopilot+PCのVivobook S 15も同時発表でした。
ASUS製品の多くは海外で発表→発売してしばらく経ったあとに日本で発表→発売という流れが一般的です。ZenfoneやROG Phoneの場合、このタイムラグは概ね3か月程度。国内の認証機関を通す必要もあり、海外とのラグ無しというわけにはいかないにしても、1日でも早く日本で買える環境が整備されるといいですね。
リンク:ROG Ally X (2024) | Gaming Handhelds|ROG Global
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