ASUS Zenbook SORA 発表
2025年2月4日、ASUS JAPANはZenbook シリーズの新製品「Zenbook SORA」を発表しました。

日本市場をターゲットにして作られたZenbook

Zenbook SORA 発表資料 (4)
Zenbook SORAは日本市場向けの製品として約2年前に開発が始まりました。

海外と日本ではノートパソコンの使用環境・通勤スタイルが異なります。海外では大画面のノートパソコンが好まれ、持ち運ぶ際にも車で移動することが多い一方、日本では電車での通勤が多く、ノートパソコンはバックパックに入れることから軽量モデルが好まれることが調査してわかったそうです。

Zenbook SORA 発表資料 (12)
ASUSが開発した独自素材「セラルミナム」。これを初めて天板、キーボード面部分、底面すべて採用。質感向上と軽量化を実現しています。

Zenbook SORA 発表資料 (5)
マザーボードも一から見直し、最適なクアルコム Snapdragonシリーズを採用することで、薄さと電池持ちの良さを実現。

Zenbook SORA 発表資料 (6)
今後さらに加速するであろうAIの活用を想定したCPU選定になっています。

日本独自ネーミング モチーフは「空」

Zenbook SORA 発表資料 (22)
Zenbook SORAの名前の由来は「空」。本体の軽さや快適な使用感を連想させるネーミングです。

また、ネーミングだけでなく、パッケージの化粧箱の印字やMy ASUSアプリの製品名表示もしっかり「Zenbook SORA」となっていて、グローバル名のZenbook A14とは一味違う演出がなされています。

Zenbook SORA 発表資料 (14)
Zenbook SORA 発表資料 (13)
アイスランドグレーとサブリスキーベージュというカラー展開も日本での調査結果に基づいています。

製品画像も日本向け仕様

Zenbook_UX3407_Product photo_MILK TEA_11
商品ページなどに掲載される画像です。ASUSではこの画像は海外仕様のものを流用していることが多く、このブログでも「画像と異なり日本語配列キーボードを搭載しています」といった注釈をつけることが定番でした。

Zenbook_UX3407_Product photo_MILK TEA_09
ですがZenbook SORAは日本市場モデル。製品画像もばっちり日本語配列キーボードを備えています。

Zenbook_UX3407_Product photo_Grey_10
Zenbook A14の画像をそのまま持ってきているのではなく、これはZenbook SORAという別物である証です。

Zenbook SORAのラインアップと価格

商品名 型番 価格
Zenbook SORA グレー
(スナドラ X Elite/RAM32GB/SSD1TB)
UX3407RA-HA32170GR ¥224,800
Zenbook SORA ベージュ
(スナドラ X Elite/RAM32GB/SSD1TB)
UX3407RA-HA32170BE ¥224,800
Zenbook SORA グレー
(スナドラ X Elite/RAM32GB/SSD512GB/MS Office)
UX3407RA-HA32570GRS ¥269,800
Zenbook SORA グレー
(スナドラ X Elite/RAM32GB/SSD512GB)
UX3407RA-HA32570GR ¥214,800
Zenbook SORA ベージュ
(スナドラ X Elite/RAM32GB/SSD512GB/MS Office)
UX3407RA-HA32570BES ¥269,800
Zenbook SORA ベージュ
(スナドラ X Elite/RAM32GB/SSD512GB)
UX3407RA-HA32570BE ¥214,800
Zenbook SORA グレー
(スナドラ X/RAM16GB/SSD512GB/MS Office)
UX3407QA-PU16548GRS ¥209,800
Zenbook SORA グレー
(スナドラ X/RAM16GB/SSD512GB)
UX3407QA-PU16548GR ¥179,800
Zenbook SORA ベージュ
(スナドラ X/RAM16GB/SSD512GB/MS Office)
UX3407QA-PU16548BES ¥209,800
Zenbook SORA グレー
(スナドラ X/RAM16GB/SSD512GB)
UX3407QA-PU16548BE ¥179,800

すべてのバリエーションにグレーとベージュが用意されています。最上位モデルはスナドラX Elite搭載で、こちらはRAMが32GB。ストレージ1TBモデルと512GB+Officeバンドル、512GBモデルの3パターン。

下位モデルはスナドラX搭載。RAM 16GBとストレージ512GBは共通で、Officeバンドルの有無が選べます。

Zenbook SORA 発表資料 (8)
性能的に上位・下位としていますが、重さや電池持ちが違うので使い方に合わせてチョイスすると良いと思います。

スナドラX搭載の軽くて安い方。

スナドラX Elite搭載の高性能な方。こちらはOffice搭載も選べます。