2025年2月4日、ASUS JAPANは新製品ノートパソコン「Zenbook SORA」を発表しました。日本市場に特化した特別なZenbookです。事前にお借りすることができましたので紹介します。
Zenbook SORAの外観
2色あるカラバリのこちらはサブリスキーベージュ。温かみのあるくすみカラー。外装にはASUS独自開発素材「セラルミナム」を採用。セラミックとアルミニウムを組み合わせた素材で、アルミより軽量でありながら強度を高めています。
セラミック特有のしっとりすべすべな触り心地。どこか有機物的な印象を受けます。
天板はすっと軽く持ち上がり画面が展開されます。画面サイズは14インチ(1920×1200)の縦横比16:10です。上位モデルは色鮮やかな発色が特徴の有機ELディスプレイを搭載しています。
キーボード周りのレイアウトはこんな感じ。バックライト搭載の日本語配列キーボード。
キーボード右上に注目。デリートキーの横に電源ボタンが配置されているレイアウトです。ここは好みの分かれるところ。
左側はHDMI、PD対応USB4×2、マイク・ヘッドホンジャック。
スナドラX Elite搭載の上位モデルには90W出力の充電器が付属します。電池持ちの良いパソコンなので持ち歩く際にはモバイルバッテリーやコンパクトなPD充電器を別途用意すると良いと思います。
スナドラX搭載の下位モデルにはコンパクトな充電器が付属します。これなら普段使いも苦じゃない。
スナドラ搭載パソコンは日本に浸透するか
ASUSは日本のビジネスパーソンを調査し、2年に渡ってZenbook SORAの開発を行いました。電車通勤で持ち運びやすい薄型軽量ボディ。長時間駆動するSnapdragon搭載。コンパクトなサイズやカラーの好みまで日本での調査をもとにしています。
インテルでもAMDでもない、新しいクアルコムという選択肢。上位モデルでは公称29時間の電池持ちを実現し、Snapdragonを採用した賜物と言えます。
日本市場に特化したノートパソコンを作るにあたってSnapdragonを採用したというのは非常に興味深いです。
進化が目覚ましいAI機能についても準備OK。パソコン本体で処理する「オンデバイスAI」に対応できる性能を持っています。
ChatGPTをはじめとする生成AIは私も日常的に楽しく・便利に使っています。AIはどんどん日常に浸透してきていますが、Windows 11のCopilot+ PCではまだちょっと見えない感じ。きっとこれからどんどん進化するであろうWindowsのAI機能、真っ先に体験するにしてもZenbook SORAは良い選択肢かもしれません。
発表情報や価格はこちらの記事をご覧ください。
スナドラX搭載の軽くて安い方。
スナドラX Elite搭載の高性能な方。こちらはOffice搭載も選べます。